| ２０１２年５月２１日。待ちに待った金環日食の日です。 実は、１９日（土）は新月に近いので、長野へ星見を計画しました。しかし、ＧＰＶ気象予報よると当日の夜は、長野も関東も曇りの状態。でも行ってみなくては分からないとばかりに、出発したのですが、やっぱり曇りでした。 観測地近くの温泉入って汗を流し、早々に撤退しました。 機材を車に入れたままにし、２０日はずっと天気予報とＧＰＶ気象予報とにらめっこ。 星とは違って日食は、開けた場所があれば、どこでも観測可能なので、自宅近くの河川敷に行くつもりでしたが、もし天気が悪いようであれば、日食帯のどこかに遠征するつもりでした。ＧＰＶ気象予報によると２１日は太平洋側に低気圧が接近するも、埼玉北部は朝６時頃から快晴状態との事。ですので観測地は予定通り、近くの河川敷にすることにしました。 |
| 朝４時３０分に自宅を出発、２０分もしないで河川敷に到着。機材をセッティングし日食に備えます。 日食の拡大写真はＦＣ−１００で（Baader社の太陽フィルター眼視用を装着）。固定撮影用には１３５ｍｍレンズを用意しました。 |
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５時半時点の太陽付近。まだ薄雲がかかっていますが、東以外の空は快晴。天気予報通り晴れそうです。 （マウスオーバー：FC-100での撮影で） |
| そして、待ちに待った6時20分。欠け始めました。 雲もほとんどありません。 まん丸の太陽が欠けるなんて、理屈は分かっているのですが、不思議な感じです。 レンズ タカハシFC-100（F8） カメラ Canon EOS X3 ISO100 露出1/250秒 |
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| ７時１０分 かなり欠けました。 レンズ タカハシFC-100（F8） カメラ Canon EOS X3 ISO100 露出1/500秒 |
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| あらかじめ、黒い紙に穴（ピンホール）を開けたものを用意。地面に木漏れ日を映そうとしたら、地面（アスファルト）が黒くて、いまひとつはっきりしません。そこで白い紙に写そうと周りを見ると、望遠鏡につけたフィルターのセルが白でした。 綺麗に欠けた太陽が写りました。 |
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今回用意した日食用サングラス。 手前の黒い縁取りのサングラスは、2009年7月22日の部分日食の時に購入した物。 その左上のアトム書かれたとサングラスは、1988年３月18日の部分日食の時に購入した物。望遠鏡ショップ「アトム」のロゴが入っていますが、モノはビクセン製。黒い樹脂製で裏側に金属蒸着（？）がされています。これが一番、画像が安定していように見えました。（ちなみに、アトムはかなり昔に倒産しています。だから、プレミアム物？） |
| そして、ついに７時３５分。金環状態。 そういえば、周りはなんとなく暗く、涼しい感じ。 レンズ タカハシFC-100（F8） カメラ Canon EOS X3 ISO100 露出1/500秒 |
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第二接触直前（右）、最大食（中）、第三接触直後（左）を並べてみました。 |
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| 固定撮影の結果はこちら⇒。 １３５ｍｍレンズで、７時１５分から５分おきに撮影。 背景は日食終了後の青空を合成。 レンズ PENTAX M135mmf3.5（絞り８） カメラ PENTAX istDS ISO200 露出1/1000 フィルター MARUMI ND100000使用 日食写真９枚とフィルターなしの空の 写真（１枚）を比較明合成 |
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| そして、９時２分 食の終わり。 なんか、祭りの後のような、名残惜しい感じです。 レンズ タカハシFC-100（F8） カメラ Canon EOS X3 ISO100 露出1/800秒 |
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ばっちり晴れたお陰で、最初から最後まで堪能する事ができました。 また、１３５ｍｍレンズによる固定撮影は、以前から狙っていたので思ったとおりの写真が撮れて満足しています。次は2035年の皆既日食が楽しみです。 |
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