2009年4月29日  長野県白駒池付近
2009年4月30日 しらびそ高原


今までの星見遠征は一日だけでしたが、今回はGWであり、かつ天候も良さそうなので、二日間の遠征に行きました。初日は、いつも北八ヶ岳。そして二日目はいつかは行ってみたいと思っていたしらびそ高原へ。
初日(29日)は、午後3時頃に自宅を出発。道路は特に混んではいなく、予定通り6時前には目的地の北八ヶ岳の白駒池付近の駐車場に到着。
相変わらず、誰もいないので、見晴らしの良いところに機材を並べ、早く暗くならないか期待していたのですが、西の方から雲が出てきました。
 天気予報では、ここ当分、高気圧に覆われて晴れの日が続くはずなのに、そうこうしているうちに、東側を除いてほぼ雲で覆われ、時たま雲が薄くなった部分から月がかろうじて見えるくらいになってしまいました。
 まあ、当初から、月が沈むまでは、特に何もしない予定だったので、車の中で休憩していると、やっと、10時ころに雲が消え、満天の星空となりました

星見場所の夕方


オートガイダーシステム
今回は新兵器が登場です。ビクセンのAGA-1、オートガイダーです。これで無理な姿勢でガイド星をずっと監視している作業から開放されます!。
 実は、以前からAGA-1を所有していたのですが、あまりお金をかけたくない性分からか、必要なものをコツコツ集めていったおかげで、システムとして使えるようになるのに、ここまでかかってしまいました。
 で、実際使ってみると超楽チン!!。まだフィルムで撮影したのが、現像からあがってきていないのですが、デジカメで撮影したものでは(200mmレンズ、10分露出)点像になっていました(当たり前ですが。ただ、一部星像が流れていたものがあり、よく調べてみると、赤緯側のネジが緩んでいて、バックラッシュが大きくなっていました)。

夜半過ぎにはさそり座、いて座などの夏の星座が出始め、薄明が始まるまで存分に星空を楽しむことができました。明るくなってきたので、仮眠を9時くらいまで取り機材を片付けてから、すぐ近くの「八峰の湯」へ冷えた体を温め、食事を取りに行きました。
 十分体を休め、11時過ぎに憧れのしらびそ高原へ向かって移動です。
韮崎ICから中央道に入り、松川ICで降りて、その後はひたすら一般道です。

 しらびそ高原 午後3時頃には、しらびそ高原(クレータ跡地の土捨て場と呼ばれる所)に到着。時間が早いのか誰もいませんでした。よくよく考えると、この日は平日。おまけに新月でもないので、それほど人は来ないでしょう。そこで、南端に機材を広げました。

夕方から星見人が集まりだし、最終的には7,8人の方がきました。
 
この日は昨晩みたいに雲がでることもなく一晩中、星を見ることができ、しかも視界も良いので、夜半過ぎに登ってくる天の川が南東の空から北東の空にかかる巨大なアーチのように見えました。さすが、しらびそ高原です。この見事な天の川を撮るために、今度は超広角レンズを購入しようと思います。 さそり座といて座
薄明が始まりだしたので機材を整理し、仮眠を6時頃までとると、半分以上の方がいつの間にか帰ってました。自分も、この日は14時までには帰る必要があったので軽く食事をして、しらびそ高原を後にしました。
途中、岡谷ICを降りて佐久方面へ。布施温泉でさっぱりし、食事をとって、帰途に着きました。

二日間の星見三昧を十分堪能することでき、良いリフレッシュができました。しらびそ高原の空は本当にすばらしく、また行きたい所です(ただ、今の自宅からはちょっと遠いのがたまに傷)。


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