8月2日に久しぶりに星見に行ってきました。 もっとも、天気がどうもいまひとつはっきりせず、行く寸前まで行こうか止めようか迷いました。 インターネットでいろいろな天気予報を見て、南方面なら何とか晴れそうだと読み、 以前から気になっていた天城高原(※1)に行くことにしました。 昼過ぎに自宅を出発、午後6時頃現地に着きました。駐車場は2段の雛壇状になっていて 到着したときは風が強かったので、林が風をさえぎってくれる下側の駐車場に行きました。 |
|
私のほかに星見の人はいなく、登山者と思われる車が2台止まっているだけでした。 駐車場の路面には無数のタイヤの跡があり「走り屋?」の方々が結構来ているような感じの所ですが、 この日は誰も来る気配はありませんでした。 |
空は晴れているのですが、風が強いので、車の中で腹ごしらえをして少し横になってウトウトしていたら、いつの間にかに辺りは暗くなっていました。風も止んできたので、早速機材をセットしました。 今回は、さそり座、いて座付近を狙うつもりです。 とういうのも、ここ天城高原の空の暗さは、まあまあだけど、南側に光害がないので、さそり座やいて座が良く見えるそうなのです。 私がこれまで行った星見場所は南側が明るいため、さそり座、いて座などが十分に見えなかったので、さそりの尻尾が十分に見えるのにちょっと感動しました。 |
||
撮影のフィルムはプロビア400です。これまではネガフィルムを使っていましたが、最近のネガフィルムの発色が気に入らないので、ポジに鞍替えです。早速愛機PENTAX MXに広角レンズをつけて、さそり、いて、天の川を撮影しました。しかもガイド鏡にFC-100を使って!。広角レンズならガイド鏡なしでも良いのですが、念のため動いているかの確認のためガイド鏡をつけています。しかし、広角レンズでの星野撮影にFC-100をガイド鏡に使う星見人なんて私くらいでしょう(笑)。 ところで、撮影の時に気になったのが、トイレの電気。駐車場の東側に立派なトイレがあるのですが、その中の電気が点いていました。消しに行ったのですが、スイッチを押すと電気が点いて、時間がたつと自動的に消えるようなスイッチなのですが、このスイッチのタイマーが壊れているようで、一向に消える気配もなく一晩中点いていました。ちょっと、この電気の光がかぶっていないかが心配です。 夜半過ぎになると火星がちょうどよい位置にきたので、撮影をいったんやめて火星を見てみました。さすが大接近中のようで、極冠が白く光って見え、いつもより全体が大きく見えました。ただ気流が安定してないようで表面の模様までははっきりとは見えませんでした。 午前4時前頃になると薄明が始まってきたので機材を片付け、仮眠をして6時頃帰途に着きました。 家から比較的近いところに(途中の山道が大変だけど)、結構星が見える(しかも南側が特に)場所を得られたことが今回の収穫です。写真はまだ現像していないのですが、よい写真が撮れていたら「星の写真」のほうに更新したいと思います。 ※1:詳しくは、TK_Starlightさんのホームページ「Photographic Workshop in Starlight」へ。 |