プラグケーブルの交換


< 能書き >

高性能プラグを使用しても、プラグに供給される電力が
足りなければ、本来のプラグの性能が発揮できません。

純正のプラグケーブルはコスト、品質の関係で、意外と抵抗があり、
プラグケーブルを電流が流れる時点で電力を損失してしまいます。
当然ながら、この損失した電力の分、プラグで飛ぶ火花は弱くなります。


< 目 的 >

プラグケーブルを抵抗の少ない物に交換して、この電力の損失を防ぎます。


< チョイス >

     <  チョイス  >

今回、私がチョイスしたのがコレ
NGKのパワーケーブル。

< 内 容 >

     <  工程 @  >

まずは車体の下を覗きプラグワイヤーを抜きます。
     <  工程 A  >

そのままカウルとエンジンの隙間からプラグワイヤーを
引っ張り出します。
     <  工程 B  >

そのままイグニションコイルのプラグワイヤーを
根元まで引っ張り出します。

     <  工程 C  >

矢印部のビスを緩め、イグニションコイルを外します。
     <  工程 D  >

イグニションコイルに来ている配線を外します。

この時、配線の挿入状態を忘れないで下さい。
青/黒線 と 白/黒線があります。

また、走行中の突然の失火や点火時期不具合は
この部品が壊れていることが稀にあります。

     <  比較 @  >

上がノーマル、下がパワーケーブルです。
青くて格好良いです。装着すると見えなくなりますが・・・(涙)
     <  工程 E  >

当然ですが、長さを揃えます。
イグニションコイルにパワーケーブルを
直接挿そうと試みましたが無理でした。

説明書通りにノーマルケーブルを少し残し、
付属のジョイントで繋ぎます。

     <  工程 F  >

↑完成図がコレ↑
     <  工程 G  >

次に車体からプラグを外します。
ノーマルのプラグは矢印の端子がついていません。
今回使用するパワーケーブルは端子を使用するタイプの
プラグキャップですので、プラグに端子を取り付けます。
     <  工程 H  >

最初から端子を持ってない人、ご安心ください。
このパワーケーブル、端子が付属しています。

金色でノーマルより良さそうなので私もコチラを取り付けました。
取り付けは手で仮締めしてラジヲペンチ等で軽く本締めします。

あとはノーマルのプラグケーブルを外した逆手順で
組み直して完了です。

くれぐれも、イグニションコイルの配線をお間違えない様に
注意して下さい。


< 注意事項 >

ノーマルプラグキャップとこのキットのプラグキャップを
見比べて頂くと分かりますが、キットのプラグキャップには
傘が付いておりません。
ノーマルに比べ、ヘッド付近にゴミや汚れが侵入しやすくなります。
定期的な清掃、点検をお勧めいたします。


< 使用する材料 >

・NGK製 パワーケーブル


< 使用する工具 >

・プラスドライバー
・ニッパー
・ペンチ


< 使用するケミカル >

・特になし


< 参考文献 >

・NGK製 パワーケーブル 取付説明書


< インプレ >

装着後ですが、はっきり言って体感できるほどの大差は無い様に思います。

ただ、高回転時のエンジンから聞こえる機関音がシャープになったと言うか、
バラつきが無くなりスムースになったような気が致します。

アイドリング時もバラつきが低減されたような気が致します。
感覚表現で申し訳ありません・・・。

では、何故購入したか・・・。

それを人はこう言います。

 

「衝動買い」・・・・・と・・・・