ＢＩＧキャブキットの取り付け〜その２〜

すみません。
私のアド・・・既にＢＩＧキャブ装着済みの状態から編集をしているもので、
この先、ちらほらとノーマル状態とは違う画像が入ります。
極力、作業に影響が内容ご説明致しますので、このままお進み下さい。

＜　内　容　＞

＜　　工程　�J　　＞ 次にオイルポンプの蓋を外します。

＜　　工程　�K　　＞ 蓋が外れたら、矢印部の板金をマイナスドライバーで起こして オイルポンプのワイヤーを外します。 この時、ワイヤーの張り具合や ポンプスロットルの調整シロなどを確認しておいて下さい。

＜　　工程　�L　　＞ 次に、ノーマルキャブの矢印部の蓋を外します。 回すだけで外れます。 この画像は部品単体で撮影していますが、実際には車体に付いています。

＜　　工程　�M　　＞ すると、このカッタウェイと呼ばれる部分が出てきます。 バネをうまく縮めてカッタウェイ部をワイヤーから外します。

＜　　工程　�N　　＞ ワイヤーがカッタウェイから外れたら、 次にノーマルキャブに繋がったホース類を抜きます。 特に○印部のガソリンホースはかなり頑固物です。

＜　　工程　�O　　＞ 抜いたガソリンホースには漏れ防止の為、ビスやボルトを 突っ込んでおくと良いでしょう。

＜　　工程　�P　　＞ 次にガソリンタンク左側付近のフレームに付いた アクセルワイヤーの二股部を外します。

＜　　工程　�Q　　＞ この蓋はただハマっているだけなので。矢印の 方向へ引っ張れば外れます。

＜　　工程　�R　　＞ そのまま中身を引きずり出し、キャブへのワイヤーを ビックキャブ付属のワイヤーに交換します。

＜　　工程　�S　　＞ ショックの上側のボルトを外し、エンジンの位置を下げます。 この作業を行わないと、ノーマルのインテークマニホールドを 止めているボルトが外れません。

＜　　工程　21　　＞ 次にインテークマニホールドを固定しているボルトを外します。 この時、インテークマニホールド外すと、 リードバルブとクランクケース内部が丸出しになります。 ゴミなど異物が進入しない様に十分に清掃、 注意をしましょう。 その後、ビッグキャブキットの取付け説明書通りにキャブを組み、 車体に取り付け、アクセルワイヤー類の調整を施します。 カウル類を取り付ける前に一度エンジンを指導させ、 簡単なチェックをすると良いでしょう。

＜　　比較　�@　　＞ 奥がビックキャブ、手前がノーマルキャブです。 遠近の関係で同じくらいの大きさに見えますが、 本当は全然違います。

＜　　工程　22　　＞ 最後にエアクリーナーＢＯＸを取り付けますが、 ここでトラブルが発生します。 キット付属のキャブ〜エアクリーナーＢＯＸのジョイントの曲げが甘く エアクリーナーＢＯＸが上手く取り付かないのです。 そこで、エアクリーナーＢＯＸを止めている ２本のボルトに1ｃｍ程度のスペーサーを入れます。 ちなみに私は、ジャンク部品のデカナットを挟んでおります。 その他、異常が無ければメットインＡＳＳＹとカウルを取り付け 完了です。

＜　注意事項　＞

かなりの部品点数が出ますので、組み立ての際、
作業漏れにご注意下さい。

また、ＯＩＬポンプのワイヤーの調整は確実に行ってください。
最悪、焼き付き等の故障が発生します。

エンジン内部にゴミ等混入せぬよう注意をして作業を進めてください。

メインジェット、スロージェット（パイロットジェット）の調整については
必ず、濃い（番手の大きい）方から始め、絞り過ぎに注意してください。

＜　使用する材料　＞

・デイトナ社製　ボルトオン　ビックキャブキット
・オーバーサイズ　メインジェットセット　京浜ＰＥキャブ用

＜　使用する工具　＞

・6ｍｍヘキサゴレンチ（六角レンチ）
・プラス、マイナスドライバー
・10、12、14、17ｍｍメガネ＆ソケットレンチ
・ラジオペンチ
・ウォーターポンププライヤー

＜　使用するケミカル　＞

・パーツクリーナー

＜　参考文献　＞

・デイトナ社製　ボルトオン　ビックキャブキット　取付説明書

＜　インプレ　＞

ちなみに、取り説にある、ノーマルエアクリーナーBOX＆フィルター
使用時の推奨ＭＪは＃９５とありますが、
まるで駄目です。カブリまくりです。

取り説のエアクリーナーＢＯＸ加工＋多少の穴あけで
＃９０前後で、ようやく走る様になります。

装着後の感想ですが、全体的にトルクが上がります。
グイグイと前に出る力が段違いです。

ストレートを巡航する分には違いをあまり感じませんが、
登坂路やゼロ加速などは圧倒的に力を感じます。

表立って見えない部品なだけに、
「羊の皮を被った狼」には打って付のパーツです。