・C5644

 C5644は現在、大井川鐵道で動態保存されています。1936年(昭和11)3月に三菱重工業で製造され、札幌、苗穂で活躍し、1936年(昭和11)10月5日にはお召列車牽引を行いました。1941年(昭和16)年には戦時輸送のため、メートルゲージに改造の上、タイ国へ輸出されました。戦後はタイ国鉄に引き継がれて現地で活躍していましたが、1978年(昭和55)に廃車解体される予定だった本機(タイ国鉄735号)を、大井川鉄道が譲り受け、1980年(昭和55)から営業運転を開始しました。
 モデルはカトー製をベースに、やえもんデザインや銀河モデル、レボリューションファクトリーのパーツを用いて、現在のC12208のボイラーに交換する前の姿を再現しています。

ヘッドライトはLP42に交換しています。

タイ仕様独特の、ドーム間にある装置と配管を再現

赤いメーカーズプレートがチャームポイント


タイ仕様の独特な形状の屋根。
車輛限界高さ制限が日本より20cm低い為、屋根が平たくなっています。

各部の配管は白く塗られています。

テンダー後部の切り取りは、タイ仕様独特の形状に加工
傾斜部分はステップがない(現在は有り)のが特徴です。

テンダー後妻にはヘッドマーク掛けも再現

「C56のページ」へ戻る

「展示室」へ戻る