・C5557
C5557は現在、熊本県八代市の個人宅に動輪のみ保存されています。1937年(昭和12年)に製造され、広島、糸崎、鳥栖、大分、門司、若松、吉松、そして最終配備は鹿児島機関区で、1975年(昭和50年)3月23日の日豊本線無煙化SLさよなら列車を牽引し、翌24日に休車、31日に廃車(形式最終廃車機)となりました。
モデルはトミックス製(北海道型)をベースに、やえもんデザインやBONA FIDE PRODUCT、タヴァサホビーハウス、KitcheNのパーツを用いて、晩年の鹿児島機関区配属当時を再現してみました。
門鉄デフ(K-7)の美しいC55です。
シリンダー尻棒も取り付け
モーションプレート座の淵は白く塗られていました。
キャブ下部分のディテールも忠実に再現しました。
信号炎管が曲がっている・・・・
煙突にリンゲルマン濃度計のステーが取り付けられていました。
ドーム前に「架線注意」のプレート
火室上部の配管も忠実に再現しています。
水面計はテンダー前妻の非公式側に取り付けられていました。
前方に寄せられた増炭板が九州型の特徴です。
埋込型標識灯と漏水管も特徴です。