・C5520

 C5520は1935年(昭和10年)に量産車として初めて製造された流線形蒸気機関車です。宮原、姫路、福知山機関区で活躍し、流線形としては注目されましたが、点検などのしにくさ、密閉キャブによる換気の悪さなど乗務員に不評で、1951年(昭和26年)に、標準仕様(流線形改造車)への改装工事が行われました。その後も福知山、豊岡で活躍し、1966年(昭和41年)に廃車されてしまいました。
 モデルはワールド工芸製をベースに、銀河モデル、タヴァサホビーハウス、晴海模型などのパーツなどを用い、ディテールアップしています。

試作のC5343の次に登場した、量産第1号の流線型機

見えにくいですが、排障器は銀河モデル製を用いています。

縁を白く塗られていたのは、流線型のC55の中でも数輌だけだったそうです。

キャブ下にはコの字型のステップと、テンダーへの配管を再現しました。

フロントデッキ部分には手摺や煙室扉ハンドルなどを追加しました。

優雅なデザインです。

テンダー後妻には梯子や配電管を再現しました。
後部ステップには晴海模型製の蒸気機関車ステップセット(NP-2004)を使用しています。

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