・C50154
C50154は現在、三重県鈴鹿郡に静態保存されています。本機はC50のラストナンバーであり、晩年は亀山機関区配属で入れ換え用として活躍しました。小山機関区配属当時はデフレクター付きで活躍しましたが、亀山機関区になってからは取り外されてしまいました。
モデルはカトー製をベースに、ストレート煙突化などの加工を施しています。一応154号機となっていますが、資料不足(なかなか三重まで行けません)の為、不明な点は天賞堂製のHOをモデルにしています。
ストレート煙突が本機の特徴です。
ハチロクより近代化された装備。
が、この過度の近代化が逆に小型機としては使いにくく、廃車を速める原因にもなったとも言われています。
このC50のすごい点は、キャブ下の配管が最初から再現されていることです。
これを見てしまうと、他の形式のキャブ下のディテールが何もないのが気になってしまいます。
テンダーはハチロクと同じ6ー13型。
このテンダーを初めて見た時は、綺麗に並んだリベットに感動したものです。