８８００型

　８８００型は１９１１年にドイツ、シュワルツコップ社で１２輛製造されました。当時の国鉄（現ＪＲ）は大量高速輸送と近代化に向けて大きく飛躍しようとしていた時期で、本機は特急列車用としてドイツやイギリスなどから大量輸入された中の１つです。本機は国産機８６２０の手本とされたと言われています。晩年には大形のヘッドライトを装備し、先台車に連動してカーブに差し掛かると首を振るという機構を備えていました。