・8200(C521)
8200(C521)は大正15年にアメリカのアルコ社で製造された、3シリンダー機のトップナンバーです。ウォーシントン式給水加熱装置を備えています。昭和3年の形式称号規定改正によりC521となりました。昭和6年には早々と休車となり、そのまま廃車かと思われましたが、昭和10年に大改造を受け、昭和22年まで活躍しました。
モデルはマイクロエース製をベースに、やえもんデザインやワールド工芸、銀河モデル、KitcheNのパーツを用い、輸入直後の原形を留めた美しいスタイルを再現しています。
その当時としては、最大のヘビーパシフィック機
本機の特徴でもあるグレズリー式弁装置を再現しました。
勿論可動はしません・・・
写真ではよく判りませんが、中央シリンダー(シルエットとしては見えています)も再現してあります。
機関車の大きさに不釣り合いな程小型の単式コンプレッサー。
キャブはアメリカ型そのものです。
小さな銅製のチムニーキャップ。
メーカーズプレートは銀河モデル製を使用しています。
ウォーシントン式給水加熱装置を持つのが、8200(C521)から8202(C523)の特徴。
輸入直後は汽笛がドーム横に取り付けられていました。
火室上部は、ありったけの資料を元に作りました。
D50と同じ20立方のテンダー。
これはワールド工芸から発売になったテンダーキット(マイクロエースC53用)を加工して使用しています。
後部には標識灯を取り付けています。