我が家のお茶の間テレビの定番は、「 笑点 」 「 鶴瓶の家族に乾杯 」他多数あるのですが、2月20日の「家族に乾杯」は笑点
でお馴染みの林家たい平師匠がゲストでした。
今回二人が訪ねる場所は、私たちもかつては暮らしていた鹿児島県のいちき串木野市で、漁師町の人々との交流をいつものよ
うに、鶴瓶師匠の軽妙な話術で楽しませてもらいました。
今回のゲスト林家たい平さんも落語家でしたから、賑やかな笑いが続いて、この流れのままで終わると思っていました。ところ
が、最終段階で、たい平さんが訪ねた場所で何とも素敵な出会いが待っていました。
旅の終わりにたい平さんが行ったのは、夕日が美しいとされる海岸線だったのです。彼がそこを希望したのは、一日に一度、
空の写真を撮るというライフスタイルを持っていたからでした。美しいものに触れて心の糧にしているというたい平さんは、美術大
学でデザインを専攻した経歴の持ち主なのですが、今回旅をしている目的は「鶴瓶の家族に乾杯」ですから、自分の要求だけを
追求するわけにもいきません。美しい夕日をカメラに収めると共に、番組の趣旨に合わた出会いもまた求められているわけです。
果たしてどうなるかと見守っていると、たい平さんの行く手に自転車を脇に置いて、海を見つめる女子高生の姿が・・・。しかも
印象的な可愛い子です!!早速声をかけるたい平さんでした。そしてその人が高校2年生であることや、美術大学に進学志望
であることなどは、後に付いてくる情報でしたが、偶然にもたい平さんと同じ目的でその場所に来ていたとのこと。
テレビのやらせでは?という穿った見方もできなくはありませんが、この番組は偶然の出会いの積み重ねで出来上がっている
のは間違いありません。
沈みゆく夕日の一番輝かしい瞬間を狙ってカメラを構える二人の姿を、テレビカメラが追いかけます。そして仕上がった画像を
見せ合いながら、大学で美術を学んだ先輩と、これから入学するための準備をしようという後輩の会話が続きます。
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