そ よ 風 の ア ト リ エ
透明水彩画・・・吉沢三さ子 作品とその世界
( NO.293 2025.08.1 毎月1日更新)
【 猛 暑 お 見 舞 い 申 し 上 げ ま す 】
暑中お見舞いではなく、猛暑お見舞い申し上げます。
東海地方の梅雨明けは7月4日でした。梅雨入りが6月9日でしたので、今年の梅雨は一ヶ月にも満た
なかったようです。その梅雨が明けた途端、連日の猛暑日が続いています。夏に弱い私は、この暑さで
もうすでに夏バテ状態ですが、皆様はお元気でしょうか?
夏が早く来たので、秋の訪れも早く来て欲しいと願っていますが、思い通りにはならないようです。新型
コロナの流行時には「不要不急の外出は控えるように」、と言われていましたが、この暑さにも同じことが
言えます。なるべく外出を控え、我慢せずにエアコンをつけて、アトリエで絵を描いています。
ここしばらくは、この状態が続きそうです。運動不足になりがちですので、少しでも補おうと早朝と夕方
にウォーキングに出かけますが、汗びっしょりです。暑さが収まるであろう秋分の日(今年は9月23日)
まで、我慢の日が続きます。花たちも猛暑の中、健気に咲いています。そんな花たちを今月も来月も暑
さの中で描く作品のお届けとなります。皆様もどうぞお元気でお過ごし下さい。
そよ風のアトリエへようこそお越し下さいました
このアトリエには、下記の部屋があります。ごゆっくりとご覧下さい
8月の部屋 百花のそよ風 (マネージャー余話) 第37 回 キキョウ
そよ風に乗って(マネージャーの独り言) 風誘讃花一覧 100回記念の部屋
そよ風の小径 そよ風の小径 パート2 新エッセイの部屋一覧
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吉沢 三さ子 プロフィール
出身地 : 長野県佐久市 (1949年7月生まれ)
日本画家、飯島三友(江戸末期~明治・大正)を曾祖父に持つ(参考エッセイ「三さ子の三とは」)
東京のデザイン学院でイラストを学び、テレビ局(テレビ東京)でデザイン画を担当
1973年、結婚を機に職場を離れ、子育ての傍ら独学で水彩画に取り組む
豊橋に転居した1979年から本格的に水彩画の創作活動を始める(参考エッセイ「俺、お前の絵、好きだよ」)
名古屋市で NHK文化センター名古屋 水彩画教室講師 (2006年~2019年)
豊橋市で NHK文化センター水彩画教室講師 (1997年~2023年3月)
2023年4月から 「くらしときめきアカデミー豊橋」で水彩画教室講師 第2第4水曜日13:00~15:00
【 ブ ル ー ス タ ー の こ と 】
もうかれこれ、20年以上前のことになるでしょうか。どなたかに頂いたバラの花束の中に、この花を
見つけた時の新鮮な驚きを忘れることができません。
セルリアンブルーの色も爽やかに、ピンク色のバラの狭間でひっそりと佇んでいました。やがて切り
花コーナの人気者となったブルースターは、鉢植えコーナーでも見かけるようになり、今では浜名湖の
ガーデンパークの一角に場所を得て、伸び伸びと咲いているのを見かけます。
花びらは5弁で葉は長めの三角形、と決して難しい形状では無い筈なのですが、いざ描き始めると
これがなかなか容易ではありませんで・・・色彩にしても、春霞のように儚げな水色はセルリアンブルー
をもってしても、「ちょっと違うね」というだめ出しがついてくる次第。
もっとも青色というのは色の幅が広いので、いろいろな青を混ぜて自分の納得のいく色を作っていく
心状なのですが、 今回は白いブルースター { こういうのもあるんです } に登場してもらいました。
春霞色のブルースターはまた今度、ということでお許し下さい。
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