ザ・ベースボール
ご対面スタジアム
GOTAIMEN STADIUM
BANDAI LSI GAME/バンダイ


Written by T鈴木



まさに「ご対面」



いきなり直球勝負なタイトルですが、この対面式スクリーン、ゲームセンターの対戦格闘筐体を髣髴させるようでいいですね!
(もっとも当時は対戦格闘筐体などなく、同タイプの筐体は任天堂の「VSシステム」の登場を待たねばならなかったが)

もちろんそれまでも2人対戦を前提としたような作品はあったのですが(同じくバンダイ社の「Uボート大作戦」など)、液晶もので、このプッシュアップ画面方式を採用しているものはちょっと珍しいのではないでしょうか。
何より「ジャッジ」(任天堂)や、「燃えよ!ドライブシュート」(バンダイ)と違って、2人プレイ時で相手の操作が見えないのがいい!(笑)
やはり対面式だと、最初から「人間対人間」を意識しているようで燃えますね。

ちなみに同シリーズには「ペンギンランド」「伊賀VS甲賀」「ジャングルパニックアミダヘビ」「ポリス&ギャング」がありますが、これらの作品には「ダブルプレイ」というシリーズ名が付いているものの、なぜかこの「ご対面スタジアム」だけは単に「LSI GAME」とだけしか書かれていなかったりします。
なぜだ!(笑





プレイボール!



攻撃側と守備側で視点が違う。
画面はそれぞれ攻撃側、守備側の固定となります。
つまり1人用であろうと、2人用であろうと、1イニング終わるたびに本体をくるっと回し、攻守を交代せねばならないのです。
めんどくせ〜〜〜!(笑

ルールは基本的に実際の野球のルールに準じているのですが、しっかり9回まで戦わなければならないので、かなり長い!
「ちょっと暇つぶしにやってみよー」ぐらいの感覚で遊ぶと、えらいことになります。

電子ゲームだし…5回ぐらいで終わるモードがあってもよかったのでは!?(笑
(ちなみに延長戦はなし。コールドは19点です)





迷ったらストレート。



守備側では、ジョイスティックを上か下に傾けると投球します。
上に倒せば速球、下に倒せばチェンジアップ(スローボール)になるぞ。
また投球後にジョイスティックを左右に傾けると、変化球となります。
速球、スローボール、カーブ、シュートを自由自在に使い分けろ!
変化球を決めろ!



AかBの位置で変化させろ
なお、投球後AかBの位置でジョイスティックを左右に倒さないと、ボールの軌道は変化してくれません。
逆に言うと、AとB、両方の位置で変化させることができるわけです。
これにより、外角から内角にシュートしてくるボールを投げられるなど、電子ゲームにしてはかなり複雑な配球が可能になっています。
これは凄い!

あまり内角に投げすぎると、デッドボールになってしまうので注意しましょう。





このグラウンドには魔物がいる



スティックで選手を左右に動かそう
守備側では、外野選手を操作することもできます。
打球が飛んできたら、ジョイスティックで外野手を動かし、ボールが飛んできたところでタイミング良くキャッチボタンを押してください(ホームランは無理)。

内野手は操作することができず、オートで捕球してくれます。





月に向かって打て



攻撃側では、相手投手の投げてくるボールを、タイミングよくバッティングキーを押してバットを振ります。
右画像の部分がストライクゾーンですので、の球にバットを振っても当たりません。

また、チャンスのときはピンチヒッターボタンを押すと代打を送れます。
代打者は普通のバッターよりヒットを打つ確率が多いのですが、1試合3人しかまでしか使えません。
使いどころを考え、「ここぞ!」という時使用しましょう。

「振らなければ、当たらんぞ」
当たるのは中央寄り3球のみ



厳しい審判
なお、ランナーはすべて自動で進塁します。
ボタンで前進後退させたり、盗塁などはできませんので念のため(この辺は電子ゲームの限界ですね笑)。

ちなみにランナーが1塁にいるとき、打者が内野アウトになると、ダブルプレイと判断され、2アウトになります。
反対に、ランナーが3塁にいるとき、外野フライを打ち上げるとタッチアップで1点入るぞ(1アウト時のみ)。





永遠に不滅です



「ご対面スタジアム」のパッケージ
というわけで、当時としてはなかなか本格的な野球ゲームとなっていると思うのですが、どうでしょう?
配球の種類も豊富だし、ピンチヒッターやタッチアップの概念、外野もちゃんと操作できるのも嬉しい。
(同社「ザ・ベースボール ヒーロースタジアム」と同内容っぽいんだけど)

残念のは、前述したとおり、やはりプレイ時間が長すぎること。
9回まできちんとあるので「ちょっと時間が空いたから…」と気軽に遊ぶことはできません。
まぁその辺はファミコンの野球ゲームなどでも同様なのですが、ホームランコンテストなど、短時間で遊べるモードが欲しかった…というのは欲張りすぎでしょうか?

とは言っても、やはり人間相手の対戦は燃えるので、遊ぶなら1人より2人で遊ぶことをお勧めします!(今時これで対戦してくれる奇特な友達持ってる人限定)





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