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】西南戦争と東北の関係【 ☆東北六県の代表的祭りが見れる震災復興イベント〈東北六魂祭〉の開催が2013年で終わりか、というニュースに正直喜んだ。スポンサーの減少や集客が期待できないことなどで大手広告代理店の電通が手を引くらしい。しかし、奥羽という歴史的に立派な名称がありながらただの方角を地方名にするのはナンセンスだ、と批判したHHJの記事が共感を呼んだ可能性もある。 東北がいつから使用されたか、調べてみると、江戸時代天保期以後の幕末からである。明治政府が廃藩置県を行なうと、公的には奥羽地方と呼ばれたが、民権派は西南と対比して東北と言い出して、明治後半に定着した〔1〕。それが事実なら、西南とは西南戦争が起きた九州南西地域のことで、民権派が反政府、反西洋化の意味をこめて東北と名づけたと考えられる。民権派には徳川派と元祖テロリストがいて、のちに軍国主義路線を走る。 ☆
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HALF AND HALF JOURNAL
Updated 2013.12.8
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★聖母と歳暮?★ ☆東京に住みはじめて大都市の贈物合戦に唖然とした。虚礼廃止主義なので、特に歳暮と中元の風習には反対である。最近何となくだじゃれに気づいた。聖母マリアが華やかに街の舞台に上がる季節に〈歳暮 せいぼ〉とは、嫌味なんじゃないか?偶然かどうか?そういう読み方がいつごろ、どんな人間によって流行したか、分かれば、おもしろいと思う。文化の流行と定着にはよく政治的な背景がある。 最近の傾向は知らないが、歳暮は缶詰とハムが主役である。通説によれば、年末年始の食料不足を補うのが目的だった。とはいえ、キリスト教徒でなくても、聖母とハムの組み合わせを意識したら、やりきれない。 それと並行するように市営向町アパートの日影範囲の図面を見た。日影はクリスマスのころに聖パウロ教会と付属幼稚園を完全に黒く塗りつぶす。これは文学と都市工学の想像力を応用した計画のようだ。 ☆
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方向 柴平駅で列車待ちのあいだ、駅前の店でチョコレートを買うと、 ―どちらまで行きますか? どちら、という言い方が歴史を振り返らせた。岩手か秋田か?
大火 鹿角の男性に大館大火の話をすると、 ―大館大火? ―東大館駅前から火が出た大火。 大館製作所の中田直文社長が説明した。
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&わずかな自由で創造& ☆コラージュの作品を本格的につくったのは40代、フランス旅行のあとである。HHJを白黒コピーで発行して、表紙をコラージュで飾った。美術用語でデペイズマン(dépaysement)という手法で、フランス語の意味は人を異郷に送ること、異なった生活環境に置くことである。 これは20世紀前半にシュールレアリスム運動の重要な表現になった。世界大戦と革命で難民と移住者がヨーロッパにあふれた時代だった。そういう背景を考えさせたのは、デュラス(M.Duras)の小説を映画化した《かくも長き不在 Une aussi
longue absence》だ。戦争で記憶を失った男が自分の家にもどったが、妻を見ても分からない。自分の家だという認識もない。彼は、雑誌を適当に切り抜いて黙々とコラージュ遊びをやる。 コラージュは、他人の表現を切り取り流用することが第一歩である。芸術家の自由は絵を描くことにくらべると、かなり限定される。断片相互の理想的な連関について思い悩むことに自由があるだけだと言ってもいい。しかし、自立性を大事にして他人の思想や作品に依存したくないという態度を取れば、やがて自分の自由を失う。創造的でない無力な生き方になる。 ☆
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ソフト・クリーム ―博英が宮中奉仕の婦人会の人たちを目黒の雅叙園に連れて行って、ソフト・クリームをご馳走した。どうやって食べればええべ、と大笑いした。風呂屋町大火のときで、おばあちゃんたちは急いで帰った。 母が言った。1953年の大火のエピソード。 高級ビール 食堂で売っていたエビスビールについて母に聞いた。 ―忘れた。 ぼくは、その銘柄のビールを飲んだことがないが、明治時代から世界的な評価の高級品だったという。 [注; wikipedia]
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Й市町村の荒廃はハイ・スピードЙ ☆日本海沿岸ハイウェイの大館北インターチェンジ-小坂ジャンクションが11月開通して〈東北〉ハイウェイと接続するという。16.1kmの短い距離だが、山奥を横断するので、トンネルと橋の連続である。日沿道の早期完成に向けて努力している北秋田地方の自冶体は、万歳を叫ぶにちがいない。しかし、それには不安がある。 *建設工事で古い鉱山地帯の重金属汚染が現われる。 *排気ガスで自然のエコシステムが荒廃する。 *自冶体の負担金が財政を荒廃させる。 *空港の例から見て地域経済の発展につながる可能性が乏しい。大資本ネットワークが市町村に対して帝国主義的だからである。 一方、大館市民と生物にはプラスもある。小坂までの県道大館十和田湖線の交通量が減るので、ディーゼル・エンジンなどによる排出ガスも減少する。しかし、廃棄物運搬車が大館駅からハイウェイに向かうかどうか、まだ情報はない。 ☆
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FM 鹿角市にコミュニティFM局がオープンした。79.1メガヘルツ。アトリエには電波が届かない。コスメチック・ルーム経営者でロック・バンドを組んでいたしのさんに聞いたら、 ―友だちが出演してる。 バラスト 朝、我が家の裏の建物解体跡にダンプがバラストを敷いていた。 ―弟さんと地主が頼みに来た。 隣の伊藤羽州建設に弟が頼んだと母から聞いて断りに行ったのだが、強行した。
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》アンチ・ヒューマンな組織がアパート建設《 ☆8月9日の大雨は山田川支流の奥にある保滝沢集落への市道を土砂で埋めて住民を孤立状態にした。この災害は日常の状況の象徴だ。リヴァー・ユートピアは7月その一本だけの通り道にまたがる採石場と怪奇幻想的な砕石プラントを撮影していた。 堀江建材は数十年も山と川と空気の自然破壊、住民の生活環境破壊を平然とやっている。ダンプの通行による被害も少なくない。鈴木士社長は、聞いたような名前だが、事実、大館住宅開発の社長で、この会社はPFI事業組織大館都市開発グループが市営3アパート建てかえ計画をも実行するための組織である〔1〕。構成は花岡土建、丸山建設、伊藤羽州建設、藤和建設、東北ビル管財、都市環境研究所、アトリエ建築設計室など。花岡土建は兄の鈴木洋一県議が地方自冶法にそむいて社長なので、堀江建材と一体である。 人権尊重の破片もないアンチ・ヒューマンな会社にアパート建設と維持管理を任せたら、住人は人間らしい生活ができるか?間接的に被害を受ける市民も不安が強まる。当然これは委託した市長の責任問題につながる。 ☆ 1 大町マンション建設。おそらく市役所の新しい本庁舎建設事業も請け負うだろう。 video report
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必要がないこと 大館シャンソン・クラブの創立メンバーが来て、最近見た映画を批判した。 ―あんまり残酷なシーンが多い。何でかな? 不安 二ツ井の特別養護施設に小繋の礼子おばさんを見舞いに行った。ヴィデオ・カメラで大館駅の電車を見せると、 ―… 逃げるような身ぶりでこわがった。
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♪名作破壊狂♪ ☆大館市は6月定例議会で市営3アパート建てかえ事業の契約を約17億円で大館都市開発グループとむすび、東大館駅前から火が出た大館大火の教訓を生かした防火設計の名作を完全に消滅させる。変種の自爆攻撃はさらにつづく。市役所の本庁舎はあの連続的な大火前の1954年完成した音楽的な螺旋階段とドームのあるアール・デコ様式の美しい建物だが、小畑元市長は新たに国民の金を横取りして名建築を虚無に返す妄想を自滅的に現実化しようとして4日全員協議会で〈やるなら今〉と凶暴な決意。区画整理事業中の御成町と官庁街のあいだにどれだけ荒廃した空間ができるか、想像してみよう。元気市長には快適な市民生活を保障する考えがないことは明らかだ。 歴史の照明。不正な補助金を与えて栄町のハーフ・アンド・ハーフ・スタジオ壊滅計画を強引に実行したのはHHJ読者の元気市長だった。数年後HHJは大町のライブ・スタジオを叩きつぶした。大館橋の補修事業も叩きつぶした。長木ダム建設計画も叩きつぶした…それでも独裁者は残った。列島のあちこちで〈元気〉病がはびこったが、日本の元気はなくなる一方だ。 ☆
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車の破片 リヴァー・ポートの通りの向かいで自動車2台が衝突。破片が散らかった。 ―誰が片づけるんでしょう? コスメチックスの経営者が言った。 イメージの犠牲 ハチ公フィーバーは天皇派と徳川派の対立という構図で見ないと、真実が分からない。そう言うと、絵夢人クラブ会長が感激して、 ―ぼくらはハチ公が軍国主義の象徴だと教わった、なあ。
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$ 独立国秋田 $ ☆佐竹敬久知事はエイプリール・フールに年度はじめの挨拶で幹部職員らに〈秋田を守り、維持、発展させるため、独立国だというぐらいのつもりで頑張ろうと呼び掛けた〔1〕。〉佐竹藩が明治維新で自由に賭けたことを想い出させる。しかし、どんな未来を描くのか、理想が分からない。 独立国には内外の反動がある。政治経済に敏感な現実主義者は東ヨーロッパやアフリカ、朝鮮半島の独立とそのあとを好例に挙げるだろう。ただ幻想の建設だけ。実体は頭がない。今まで乗っていた構造は秋田国をうれしがらせのファッションにする。人間の幸せな生活のためには新しい国も国際的な自覚で日本の歴史の反省を明らかにしなければ、改善を装った偽善の塊でしかない。 ☆ 1 さきがけ新報 2013/04/01 21:13
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