MODE ACTUEL MODE ACTUELLE

 

 

 

 

 

 

 

 

HHJ

 

 


 

Cyber Terrorism                Updated 2003.12.14

 

HPサーチの能力を疑う

 

HHJは去年の12月末からインター・ネットに侵入しはじめて、1月には全ページのサイトを完成した。サーチに当然載ると思い込んでいたので、自分で探してみることはしなかった。しかし、HP制作の余裕ができると、他人のアクセスが気になり、ビッグローブ(プロバイダー)の検索で調べてみた。どこにもない!最後に長谷川喜作の名前で探すと、秋田市に住む弟のHP〈木ワールド〉のフォームに書いた文章が出ていた。そこにHHJのアドレスを書き込んだのは、幸運だった。

その後他のサーチでも確認したが、HHJの影も何も見つからなかった。

これは、どういうことか?疑問に答えるページの説明と問い合わせの結果をまとめると、有料と無料の登録がある。後者は〈Googl〉社のクローラーロボットが全世界のHPを辿りまわり、運がよければ、HHJのページがサーチに浮かび上がる。登録もできるので、一応登録した。ただし、保証はしないという。〈Yahoo japan〉のサーチにも10月末登録したが、審査の結果はまだ通知が来ない。どうも悲観的だ。しかし、ビッグローブ会員の登録ページを見つけて登録とHP紹介を書き入れた。これで大丈夫と思ったら、この登録は会員専用のサーチに載るだけだった。

 サーチのメカニスムは、どうなっているのか?HHJの正式名称を書き込むと、〈half〉のあるページが何でもみんな拾い上げられるという有様では、精神分裂症患者並みのお粗末な脳でしかないだろう。    

 

 

 

 

 

 


Updated 2003.12.3

イスラムテロ組織は

とうとう日本を嫌った

                            H    

1121日付けのAFPによれば、イスタンブールでの自爆テロ攻撃のあと、国際テロ組織の親玉アルカイダから次のテロを予告する脅迫状がロンドンの週刊誌に送られてきた。一指導者アブ・モハマッド・アル・アブライ(Abou Mohamed Al-Ablaj)と名乗るが、真正なものかとどうかは確かでないという。その中で、アブライは、来年2月半ばまでにアメリカと日本に新しい大規模な作戦を実行すると脅して、〈世界中にわたる地域的司令の緊密な協同のおかげで成功するだろう。最初の日本人兵士がイラクの土を踏むと、アルカイダは東京を徹底的に叩く。日本は容易に破壊されるだろう。そして、日本人はその現実を悟る。〉

この予告文は、アルカイダがイラクの味方であることをはっきりと宣言している。しかし、そのイラクはイスラム教の戒律が支配する旧弊な国か民主主義的な憲法を持つようになる新しい国か、ということは問題になっていない。サダム・フセインが消えたバグダッドに、自由な政府ができれば、国際テロ組織は支援するか ?そんなことはありえない、と誰もが予想できる。ブッシュ(G.Bush)大統領が〈秩序と希望とデモクラシーのために戦う。あらゆる自由な国々の安全と自由の前進を擁護する。〉と決まり文句を言えば1、テロリストはますます腹の虫が納まらないはずた。バグダッドにいる日本の外交官二人が殺されたのは、作戦の《伏線》だろう。

自衛隊は同盟軍に参加するためにすでに南部で準備活動を開始した。珍しく写真入りでフランスのジャーナリズムが報道したが、脅迫と殺害事件が本格的な自衛隊の派遣を延期させるような動きは見えない。しかし、自衛隊は〈自由のために戦う〉という自覚を持たなければ、憲法違反の《存在しえないはずの幽霊軍隊》という暗い影を引きずり続けることになる。《元祖カミカゼ!》と非難の声があちこちで上がるかもしれない。アメリカ・イギリスなどの同盟軍を支援する目的は、小泉首相も明言するべきである。そして、アジア人と日本人の自由をも尊重すること、外敵を権力強化に利用して金を搾り取らないことである。公然と標的にされた東京都の石原慎太郎知事は、都民の生命を本気で守る意思があるか、疑問だ。核武装論者で、最近脅迫テロ容認発言で叩かれた老いたる行動主義者が自分以外の自由と人権のために戦うとは、地下鉄サリン事件のようなテロよりも起こりえないだろう。            

☆ H

 

1        Washington Post 1124日 By Fred Barbash

"We're standing for order and hope and democracy in Afghanistan and Iraq," the president said as he signed the bill during a visit to the Pentagon. "We're standing up for the for security of all free nations and for the advance of freedom.

注記; 大統領がサインした法案は、日本でも報道されたように、低熱量の核爆弾(low-yield nuclear devices)の実験禁止を解除する。

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2003.11.11

 

数取りゲームの延長戦にうんざり

H

 

9日行なわれた衆院選挙で、自民党は過半数を取れなかった。比例区と小選挙区で237議席、それまでより4議席増えただけだ。小泉純一郎首相は、ニューヨーク・タイムズのノリミツ・オオニシの《分析》によっても大衆的な人気に支えられているそうだが、その人気は伸び悩んだ。日朝国交正常化交渉の着手という歴史的な偉業も、ほとんど投票に反映していなかった。良識のある国民には、関係正常化の対話がなぜ戦争の危機にねじれたのか、日朝関係なのか朝日関係なのか、訳が分からなくなってきたせいだろう。米朝関係が桂米朝の落語を次第に連想させて集中心を失わせたように。といっても、自民党は保守新党に働きかけて一体化、公明党との連立で今までのとおり絶対過半数を維持することができた。

この動きは、2000年の衆院選挙で森喜郎首相指揮下で断行しようとして失敗した神国日本クーデターの軌道を今もなお修正する意思がないことを内外に宣言するものだろう。アジアの国は危機を乗り切るためにイスラム教国のように宗教的に固まる。アメリカが自由の拡大を唱えれば、それだけ自由とその実現に欠かせない権利を抑圧する。しかし、これは本来なら経済的に虚弱な国が実行することではない。日本という経済大国が反動的に宗教化の傾向を深める理由はどこにあるのか、政治家は問題にするべきだ。政治の起承転結がはっきりしないのはどんな欠陥によるのか、議論するべきだ。

 

民主党は政権交代を目標にしたが、それは空振りに終わった。しかし、40議席多い177人の議員を国会に送り込むことに賭けた人々の希望を、その場かぎりに見棄てるべきではない。その一枚の紙には世界中の人々の自由がかかっている。責任は重い。ワシントン・ポストのアンソニー・ファイオラ(Anthony Faiola)の批評によれば、民主党の議席の増加は、〈13年のスランプ後の経済を軌道に戻すことと借金に苦しむ銀行へのつぎ当てと浪費的な政府予算めった切りという見せかけの自称十字軍運動のスローペースに対する民衆の欲求不満の波に乗ってby riding a wave of popular frustration over the slow pace of Koizumi's professed crusade to slash wasteful government spending, revamp debt-laden banks and put the world's second-largest economy back on track after a 13-year slump. 〉である。

 

意外だったのは、投票率が前回の62.49%から59.86%に下がったことである1。民主党の共感者が多い無党派層(有権者の約45%)の中に投票所に行くのを恐れた人が多かったのではないか、国際テロ組織の親玉の脅迫で?

 民主党に対するHHJの要望を少し書きとめよう。

1 北朝鮮強制収容所の廃止運動

2 地方自治法の再検討

3         環境保護の枠組みと内容のレヴェル・アップ

 H

 

1 goo 時事通信

 

▼ 偽造犯罪集

 

 

 


                            

 

 

Updated 2003.11.5

 

ダブル・ポスターの猥褻さ             D

 

前回の衆院選挙は2000621日に行なわれた。HHJ6月の記事〈通称 バスジャック事件〉に続けて立候補者とマス・メディアに対してその記事への意見を求めるアンケートを送付した。これには一枚の回答もなかった。しかし、まもなく大館市のショッピング・センターに近くに掲示されていた野呂田芳成のポスターにもう一枚他の立候補者のポスターが覆いかぶさるように貼られた。自由党党首の小沢一郎の顔が野呂田の頭の上に。特派員は思った、〈岩手県の王様は北朝鮮の恐喝者と同じだ。こんな侮辱が黙認されるはずはない〉とはいえ、2枚のポスターの猥褻な構図は破り捨てられなかった。

 今回の選挙で、民主党は仮想的な内閣構成メンバーを発表した。小沢一郎は副総理になるというが、この政治家は奇妙な役割を与えられているように思える。          

D

 

■ 〈走る劇場での会話〉に関するマス・メディアへのアンケート

▼ 広告看板が話しかける

 

 

 


        

 

 

 

Updqted 2003.10.18
PUTRAJAYA (Malaisie) (AFP)
16 octobre 2003 12h15
Provocation de la Malaisie en ouverture de la Conférence islamique

 

東南アジアンマスク挑発                  H

 

〈ヨーロッパ人は、1200万人のユダヤ人のうち600万人を殺した。しかし、今日ではユダヤ人は代理で世界を支配する。彼らは手に握っている、他の人々が互いに戦い彼らのために死ぬということを〉

 10169.11テロ事件後初めて開催されたイスラム協議機構(l'Organisation de la conférence islamique (OCI))のサミットで、マレーシアのマハティール・モハマッド( Mahathir Mohamad)首相は幕開けに過激な認識を披露した。ユダヤ人虐殺(pogrom)がナチス政権下の絶滅収容所での最終処分をさすとすれば、ドイツ人以外のヨーロッパ人すべてに有罪宣告することである。フラン人がそれを〈挑発〉と受け取るのは当然だろう。ユダヤ教徒とキリスト教徒2000年の対立を眼前に持ち出すのは、黒いペンキ一色で視界を塗りつぶしてしまうようなものである。

 東南アジアの政治権力者はおかしなことに、犠牲になった民族が代理人として世界を支配する、と続ける。ユダヤ民族を迫害したヨーロッパ人の代理で、と卑屈さを責める。これは自分のことじゃないのか、と思ってしまう。2次世界大戦で日本の武力侵略に苦しめられた東南アジアだが、戦後は日本の金に神経を犯されて反日感情をも麻痺させられた。東南アジアの多くの国では、政治は日本経済の代理業である。ヨーロッパ人とその末裔アメリカ人を批判すれば、日本とアラブ諸国から恩恵を受けるのだろう。もちろん、世界経済を統御すると言われるヨーロッパ・アメリカのユダヤ人は機嫌を損ねる。彼らを代理人であるということはできない。

 マハティール首相はパレスチナ人に味方をしてイスラエルへの〈聖戦〉の支援をしたのか、と誤解しないようにしよう。発言は複雑な曲線を描く。自殺攻撃の停止と対話の継続を呼びかけ、イスラムはパレスチナのために半世紀以上戦ったが、何も得なかった、と真情を打ち明ける。そして、ユダヤ人の資質を評価する。〈ユダヤ人は2000年間のポグロムを生き延び、仕返しする代わりに熟慮した。社会主義、コミュニズム、人間の権利、デモクラシーを発明して促進することに成功した。迫害が陰画として現われないように、他の人々と同じ権利を享受するように。〉

冒頭で痛烈な批判を聞いた者には、このユダヤ人礼賛はイスラエルとパレスチナ・アラブ諸国の和解の勧めであると素直に受け取れない。反ヨーロッパ・アメリカの戦いの中に生贄の民族ユダヤ人を引き入れようという底意が見える。しかし、これは無茶な企みである。一人の人間ならドイツ人への復讐のために行動するかもしれないが、共同体は理性的に多数の利益を優先する。そうでなければ、犯罪集団でしかない。アジアは反ヨーロッパ・アメリカの旗を振るかわりに、可能なかぎり理性的な共通の目的を立てるべきだろう。これは国際社会では対話を通して実現される。対話のテーマで重要なのは、歴史上の真実を確定することである。

 

マレーシアのプトラジャヤで開かれたこのサミットには、ロシアのプーチン(Vladimir Poutine)大統領とフィリッピンのアロヨ(Gloria M.Arroyo)大統領がオブザーバーとして出席した。日本の政治家が招かれなかったのは、なぜか?                                              

   H

 

 

 

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