バス廃車体全国版

茨城県3

日立電鉄は、茨城県日立市に本社を置く日立製作所傘下の事業者で、県北地域を営業エリアとしています。早くからワンマン運転を行っていた鉄道線を持つことでも知られますが、2005年に鉄道を廃止、バス事業も1990年代から分社を行っていましたが2005年に日立電鉄交通サービスに統合されました。
2017年にみちのりHD傘下となり、2019年には茨城交通に統合されました。

廃車体
4R82

撮影:ちょご姉様(日立市 2004.12.30)

日立電鉄 日産デ4R82

日立電鉄の短尺車。初期のワンマンカーで、正面の何かの枠の跡は「ワンマン」の大型行灯でしょうか。ヘッドライト4灯なので1967〜69年式。いすゞのBA20とは窓配置などそっくりですが、ライトベゼルや後部のダクトに違いがあります。
上下の廃車体は同型ですが、同じ敷地にある別の廃車体。
日立電鉄と言えば、この次の世代に当たると思われる標準尺車が岩手県交通に来ていますが、側面の「出入口」表示窓にそれと同じ特徴が見られます。
(注1)

4R82

撮影:ちょご姉様(日立市 2004.12.30)

注意事項
本ページは、「廃車体は文化遺産である」と言う趣旨によって作成しております。当サイトを訪れる方は、この趣旨を御理解いただける方だと思いますが,万が一,本ページの悪用による廃車体への損傷等があった場合は,本ページ及び関連する事項は即刻削除いたします。
(注1) 3E様(掲示板2007.5.27)によると、この廃車体は日産自動車UR690の可能性があるとのことです。「日立電鉄40年史」に同形車の写真が出ていたとのこと。またワンマンカー導入初期の1965年ごろには正面に行灯をつけていたとのことです。
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80s岩手県のバス“その頃”