K.Yairi Custom Shop By Ken #251 製作記


  2017年7月26日

 YW-1000の修理、工場見学の申し込みと合わせ、小池チーフと直接電話で話をして
オーダーシートを郵送し、見積もりを依頼しました。


2017年9月2日

 ヤイリギターを訪れ、細かな仕様の打ち合わせをして見積もりを出していただき、オー
ダーしました。
 
   2017年10月27日

 小池チーフから製作開始の案内と、トップとサイド&バックの画像が送られてきまし
た。
 №は251となるそうです。
 トップにはサウンドホールが開けられ、インレイも入っています。
 サイドとバックは柾目のインディアン・ローズウッドです。
 これまでは普通の材でしたが、今年からはワシントン条約の関係で入手がむつかしく
なってしまい、今後は代替材が主流になるような気がします。
    2017年11月10日
 ボディーが組みあがった画像がFaceBookに上がりました。
 ネック周りにまた萌えています。
 斜め後ろ姿も美しいラインです。
   2017年11月13日
 小池チーフから連絡がありました。
 ヘッドはRFの形状で,インレイは、オルタネイティブトーチでオーダーしましたが、「このイン
レイならMartinスタイルの直線の方が似合うのでは」とのことでしたのでシンプルな形状に変
更をお願いしました。
 この画像からすると、ネックの製作に入っているようです。
   2017年11月16日
 小池チーフからポジションマークの確認画像が届きました。
 今回は45スノーフレイクスです。
   2017年11月17日
 小池チーフから画像が届きました。
 ヘッド、フィンガーボードともにバインディングが入っています。
 ヘッドのスロットは、70年代によく見られた丸みを帯びたスタイルです。
   2017年11月18日
 19フレットにお願いしていたネームの書体について、小池チーフから左での提案が届
きました。
 Bの下半分がDっぽく見えて、サインらしく見えないことを伝えたら、右の形での再提案
をいただき、これに決定しました。
 しかし、仕事が早い。
   2017年11月22日
 小池チーフから指板が完成した画像が送られてきました。
 ネック合わせが楽しみです。
   2017年11月24日
 小池チーフから組みあがった画像が届きました。
 次はネック合わせでヤイリに行ってきます。
 
 2017年11月25日
 ヤイリギターへネック合わせに行ってきました。
 以前から小池チーフには何度か調整をしてもらっていますが、毎回手際の良さには
驚かされます。
 取り付けるペグも見せてもらいました。
 完成がますます楽しみになってきました。
 

 2017年12月6日
 小池チーフからブリッジの確認と塗装が塗りあがったと画像が届きました。
 ブリッジの貝はグリーンの立ったアバロンです。
 しばらく乾燥させて塗装が落ち着いたら磨きでしょうか。
 

 2017年12月11日
 小池チーフから弦のかかった画像が送られてきました。
 これから最終の調整に入るということです。
 ネックブロックのネームプレートも出来上がっています。
 下にあるのはワインダーのヘッドのような気がします。
 ネームプレートには「2017.12」と入っているということは、年内完成でしょうか。
 ただ、年内だと受け取りに行ける日が・・・
   2017年12月13日
 小池チーフから「あとはピックガードだけ」と画像が送られてきました。
 こうしてみるとヤイリお得意の透明のピックガードでも良かった気がしますが、アク
セントも含めてピックガードを貼りたいと思います。
 黒よりも鼈甲模様の方がにあいそうです。
 形状をノーマルなティアドロップにするかMartinのOMモデルにするか、悩むところで
す。
 ケースもレギュラーラインのモデルとは異なりボブレンのようです。
 いいケースなんですが、如何せんその重さが・・・
   2017年12月19日
 小池チーフからピックガードの画像が送られてきました。
 サイズを少し小さくしてもらうようにお願いし、何度目かのやり取りでこのサイズに決
まりました。
 とうとう完成です。
   2017年12月22日
 ヤイリギターまで受け取りに行ってきました。
 対面した時はやはり興奮しました。
 まだ音は硬い音ですが、弾き込んで音を育てていこうと思います。
 ピックアップもついていますので、River Windsのステージでもメインのギターになって
くれそうです