1973.4.30〜 5.03 第11区
三条の湯 ← 大洞山 ← 甲武信ヶ岳 ← 国師ヶ岳
記録には
「甲武信岳:国師から雪道をひたすら歩く、最後の登りは不平たらたら、お尻があっておシリ合い、
前があえば見ず知らず」
「唐松尾山:200M下の水平道をとおった。山頂への道は尾根沿いでピストン必要で行かなかった。」
「飛竜山:近くを通過、山頂にはゆかず,三条ノ湯に下る,湯は弱アルカリ,石鹸使うとぬるみがとれない」
などの記述が並ぶ。
このコースは昨年の続きを歩こうとの思惑でN氏と新メンバーFちゃんとで西沢渓谷から入った。
1日目は西沢の軌道跡を詰め、国師岳南東方の尾根を直登。 枯れ木に登り富士をバックに記念撮影。 
山腹を走る林道をみて・・・がっかり。 
ともかく国師岳を乗り越えた先の国師小屋に泊まる。一畳に3人。頭と足が交互に並ぶ。 
2日目は上記「甲武信岳」参照。 当日のFちゃんの迷言である。 天気は良し。 
尻餅ついた写真を撮ろうとすると雪玉が飛んでくるし・・・・。 最後の登りはちょっときつい。
甲武信岳の山荘に泊まる。
3日目はあまり良い天気ではない。 眺めの良い岩場も鉛色一色。 途中から雨。  
雁坂小屋に避難し昼飯。 気を取り直し、すいてる笠取小屋まで足を延ばす。 
小屋人の希望で夜は自炊。 翌朝は豪華朝食。
4日目はロングラン。 雨は無いが曇り空。 水平道を20k近く歩く。 
小さな水場があるが休むには??ということでかなりな時間歩き通している。
お風呂に入ろうということで三条の湯へ下る。 
アルカリ泉の沸かし湯:石鹸を使うとお湯(当然アルカリ泉)ではぬるみが取れず閉口。 
中には頭を洗ったは良いが沢の引き水で洗い流す人も・・・・冷たそう〜。
5日目 雲取を目指す予定であったが天候が?。 それと風呂で気が抜け。 
近くの青岩鍾乳洞を見ようとなった。
案内料(見学料)は当時10人までヘルメット込みで1500円。 一人でも10人でも1500円の固定料金。
案内人の基本給かな。 当時素泊まり料金は1000円であった。  
雲取に行くという女子学生2名を強引に誘い出発(これで一人500円→300円になった)。
中にはいるのに必要なものは合羽と懐中電灯。 入口入ってすぐの数mは若干斜めに反り返りつつ、
岩をこすりつつのカニ歩き。 合羽を着ていないと泥だらけになる由。  
その中はかなり広かった様に思うが記憶が薄れている。 30分ぐらいのコースだったか。 
最奥で一斉に懐中電灯を消すと、真っ暗な中に鍾乳石が見えると言う実験。 
見回すと鍾乳石が動いている!!(実際は記憶のなせる技で見えているわけではないとガイドの弁) 
帰りは「お祭」からバスの予定であったが、1時間よけいに歩いた茶店に地元産こんにゃくの田楽有りとの
情報を仕入れたのが運の尽き。 なぜか一番乗り競争となり、大汗をかきつつ必死の形相で踏破。 
舌鼓を打ちつつ、遅れてきたFちゃんの苦情を聞きつつのバス待ちとなった。
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