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道中1−2日目(8/2−8/3)

2012年08月02−03日 

久しぶりに北海道山行が実現。実現計画に紛争してくれたKTさんに感謝。

KTさんははやばやと旭川空港の切符情報をくれる。いろいろと調べると、成田からLCCが出ているようだが、青春18切符を使って旅ができないか?
「急行はまなす」に乗って青函トンネルを通ってみたいし・・・・・。
「急行はまなす」・・・・24時間以内で行ける最長乗車距離(稚内〜西鹿児島)で昨年&今年にギネス申請をした方が使用した列車。

ネットで調べるとこの列車にはカーペット車(ごろ寝用カーペット敷きで毛布付き)があり、その2階部分には8席分のカーペット敷き寝台(半分は女性専用)がある。
B寝台(やわらかいベッドと毛布)は6300円+急行料金1260円だが、ここは急行指定料金300円+急行料金1260円とお得。
で、発売開始日から4日後に買いに行くがやっぱり満席。やむなくリクライニングシート(300円+1260円)を確保。

集合場所が旭川空港になったのが少々・・・。
特急優先のJR北海道ゆえ、札幌に朝6:07に着くが、各停は7分前に出たばかり。次は9:08発で旭川着12:40。バス35分では特急を使わないと集合時間の13:00には間に合わない。
いろいろ試算して、青春18利用よりも、自宅−旭川の通しの切符が一番安く15220円。
盛岡−新青森間の新幹線代3300円+急行はまなす分930円(乗り継ぎ割引で急行代半額630円+指定300円)の運賃。

購入後に重大ミスに気がつく。出発当日朝早く出れば盛岡まで各停で余裕で着くはず・・・・・だったのだが、午前中は検査通院日だったのを亡失。やむなく東京−新青森間の特急券に変更し差額3400円を払う羽目に。

そのおかげかどうか夕方17:56発の新幹線で間に合う。・・・・・良いのか悪いのか・・・・。
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写真左:乗車したE5系                        写真右:夕食&ビール2本


車中から眺める筑波山の双児峰の変遷。これは一見の価値有り。外が暗くなってきたのでビールを飲んで一寝入りする。
いろいろあるがぱっと飛ばして21:44青森着。構内は人出が多くとってもにぎやか。どうもねぶた祭りがおわった様で臨時列車が行き交う風景。22:42の出発まで時間があるので町中散策。飲み屋で一杯も考えたが、それには時間がとれないので、コンビニでビール調達。

22:20過ぎ、今宵の「はまなす」はいつもよりB寝台が+1の3両、指定席が+2の5両(ドリームカーは2両のまま)、自由席が+2の4両の計12両。
一応買った指定席(ドリームカー:リクライニングシート)に入るが、車両の後半分は女性用、隣の席はちょい太め。ここでビールをがぶ飲みはちょいと引ける。荷物を置いて、自由席を偵察すると後2両は7〜12人しかおらず、いわゆるがら空き。・・・・・で、最後尾の自由席に移動する。
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写真左:B寝台               写真中:ドリームカーの後ろ半分の女性席  写真右:真横の子供達


定刻通り出発。2人掛けシートを回転して4人掛けボックスを作り、ごろんと横になる。
始めての青函トンネル・・・・竜飛海底駅を眺め、途中から最後尾のデッキに移り、吉岡海底駅〜木古内駅までじっくり眺める。
吉岡海底を過ぎ、23:53頃から緩やかに右カーブ。そこから2回ほど貨物列車とすれ違い(23:56/00:03)、00:07トンネルを抜ける。
木古内着0:20。発0:28 その後、明日に備え、席に戻ってごろん。函館で機関車を取り替えるために20分ほど停車するのは判っていたが・・・。

長万部、東室蘭を過ぎ、目覚めたのは苫小牧。寝ぼけ眼で薄暗い駅を眺め、再び意識不明。
6:07札幌着。乗車時に撮れなかったカーペット車内やその他の車両撮影に勤しむ。
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写真左:23:55頃の青函トンネル内   写真中:普通シ−トの指定席    写真右:カーペット車 階段上の 2F部分に寝床

「はまなす オハ14」で検索すると模型車両を作るサイトに飛ぶが、その細かな違いが記されていて少々あきれてしまうほど。

札幌駅構内のそば屋は8時以降。食料調達に駅の外に出る。駅員がいぶかしげだったがそのまま出る。
コンビニで食料調達して再び駅に入ろうとすると「この切符では200円追加料金が必要です」との話。
聞けば最短距離で運賃計算しているとのことだが、確かに運賃は白石−札幌間の200円分の距離はカットされているのではあるが、旧国鉄時代は乗車経路が「長万部−小樽−札幌−旭川」だろうが「長万部−千歳−札幌−旭川」に関わらず、札幌で降りるときはとは最短距離の小樽経由の距離を使うルールだったはず・・・・・・だが。
納得がいかず、特急の中では時刻表のルールと首っ引き。ルールが変わっていて特例の記述が消えている。駅員の言ってることは正しく、民営化になって乗った距離に応じて料金が決まるルールに。細かい文字を眺め続けた結果、頭痛の状態に。

8時過ぎに旭川着。時間が有りすぎるので、町中を散策する
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写真左:9:20工事中の旭川駅前、結構遠回りして駅前に着く        写真中:9:45駅前のストリート半分ほど進んで振り返る            写真右:9:50腕のモニュメントが終着。     写真右下:モニュメントの指の輪っかの中から駅を見る

駅前通りの隣の国道。ナナカマドらしき木に紅葉がぽつぽつ。信用金庫のディスプレイ「動物園が街にやってきた」と花壇の 釣り船草を眺めつつ暇つぶしする。
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  写真左:紅葉                写真中:信用金庫            写真右:花壇

一回りしてもまだ10時前。とりあえずバスにて35分で空港着。アイスを食べて、ラベンダーエキスを求めて虫除け用スプレーを作り、再びカップアイスを食し、売店内を2−3度うろうろして定刻よりはるか遅れた航空機を待つ2時間半。
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写真左:アイスを食べつつ飛行機見物 写真中:Nさん&Oさん25分遅れ、KTさん10分遅れの案内  写真右:昼食

最後の到着KTさんを出迎え、レンタカーに乗車。しばし進み、13:30途中の飯屋で遅い昼食。

旭川の外周道を通り、滝川市から留萌に向かう。途中、ナビが高速道路に入るルートを指示する。入る手前で別ルートを採ったが、Nさんのスマホで無料区間と判明。次のインターで乗るがすぐに道が終わり降りる羽目に。

留萌の町中は比較的混雑。ここを抜け、16時過ぎ、増毛着。車で少し進んだコンビニで明日の餌を調達し、もと来た道を返し今宵の宿に着。風呂は1〜2人用。さっさと一番風呂に入り、先ほどの町中散策に出かける。

港の海底にはウニの黒いのがぽつぽつ。街路灯にはセグロカモメ。初めはしらんふりしていたが近づくといぶかしげに顔を向ける。あんただれ? 山側には増毛17:32着の列車が走る。

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写真左:セグロカモメ(黄色いくちばし+下くちばしの先に赤点が特徴。) 写真中右:増毛(右手方向)行きの列車

旭川空港集合でなくて、宿集合だったらこの列車で来たかな?などと思いつつ、駅方面に向かう。
 自宅−旭川空港までの運賃15220+バス560=15780。ほか、新幹線+急行代、札幌からの特急1750。
 長万部〜増毛間6090を青春18利用で2300とすると、
 自宅−長万部間運賃12600+2300=14900。新幹線+急行代は同じ。ほかに札幌からの特急代1750が浮く勘定。
 だが、1本早い14:47に増毛着は途中で特急1750円を払わないと着けないぐらい普通列車が無く腹立たしいJR北。
 ・・・・・などとぶつぶつとタヌキ勘定をしつつ。

留萌駅の風景、列車の発車17:52


留萌駅内にはそば処(増毛産そば粉使用の手打ち生麺)と食堂(増毛町寺子屋グルメ食品)があるが共に閉鎖中。

駅前ロータリーにある施設案内図&木造3階建ての富田屋旅館、メインストリートにある増毛館(民宿らしい)が眼前に。
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  写真左:富田屋旅館                       写真右:増毛館(民宿らしい)

この周囲には映画の撮影場所、酒屋があるようだがちょいと??少し進んだ所に北海道最北の醸造元 国稀酒造があった。今日は営業していないみたい。隣にある道に入り、側面からも眺めてみる。
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写真左:国稀酒造を側面から眺める     写真右:国稀酒造を正面から眺める


側面の道から海を眺める(下の写真右)と・・・・まるで道が海につながっているかのように見える。
左手には新しめの石作りの家(緑矢印)があり、入口には「鰊船 ご自由にお入り下さい」とあるが16:30閉館の文字もある。
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写真左:鰊船が展示されているであろう館 緑矢印        写真右:海につながっているかのような道


道を詰め、日本海を眺める。もやがかかっていて今一眺めは良くないが、北方にはうねうねと海岸線が続いている。
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かなり薄暗くなってきたし、夕日も拝めそうもないので帰路を急ぐ。途中に白く光ったり緑に光ったりする灯台を眺め、宿近くにあった自動販売機に貼り付けてあった「オロロンマップ」を眺めて帰宿。

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 写真左:白く光る時の灯台        写真中:緑に光る時の灯台         写真右:オロロンマップ

オロロンマップは、「るもい倶楽部」のページからGET可。リンクは張っていませんので、下記アドレスをコピペして下さい。
→ http://www.rumoiclub.net/map/index.html

海産物の夕食で満足。お腹をさすりさすり、明日の好天を期待して寝る。



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