ヤドリギ（寄生木）

木々の葉が落ちると、不思議なもじゃもじゃのボールが梢の間に見え始める。じつに奇妙で面白い。

ずっと気にはなっていたけれど、大きな木のそれも上の方に生えていて、そばで見る機会がなかった。

たまたま紅葉を見に行った時に、道の位置が高く斜面に生えた木の上の部分を目の高さで見ることができた。

多肉植物のような双葉の葉っぱ。ぱたぱたと羽ばたいて飛んでいきそうな形だ。

そして、イメージでは実は赤いのかと思っていたけれど、白に近いツヤツヤとした淡い黄緑色。

この実を鳥が食べて、落としたフンの中の種がまた木で芽生え寄生するらしい。うーん、確かに生命力のシンボルだけある。

クリスマスの飾りで使われたり、神話や伝説も。でも日本ではあまりなじみがないように思う。

だいたいあの高いところに生えてる塊をどうやって取るのだろう？手が届けばちょっと取って観察してみたい植物だ。

少し早いけれど、今年のクリスマス絵。皆様、素敵なクリスマスシーズンをお過ごしください！　　　冬のご挨拶Flash

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