中禅寺湖・日光連山・華厳の滝

濃い藍色の水を満々とたたえた中禅寺湖は以前からあった湖の東端に、男体山の噴火で流れ出た溶岩が重なって水位を50mほど高めたもので、下半分は構造湖、上半分は堰止湖からなっています。
東岸の立木観音堂(中禅寺)は日光開山の勝道上人が刻んだ千手観音を祀っています。
日光連山は、男体山、女峰、帝釈、大真名子山(おおまなごさん)、子真名子山(こまなごさん)、日光白根など2000m級の連山をいうが、なかでも男体山は1200年以上前に勝道上人が開山した日光山(東照宮、二荒山神社、輪王寺の2社1寺)以来信仰の山と崇拝され、二荒山神社のご神体がこの山で奥宮が山頂にあります。


       

        

 中禅寺湖湖畔から見る男体山

        




経典の名に因んだ華厳の滝は、97mを一気に落下する豪快な主瀑と、中段から玉すだれのように幾条もの小瀑が滝壺に流れ落ちています。この幾条もの小瀑は十二滝といわれ男体山噴火前の構造湖の岩から落ちてくるそうです。




続いて日光東照宮へむかいます。