現代の赤・白ワインつくり。
広大なフランス ボルドーのブドウ畑
収穫される赤ブドウ。
ブドウつみのアルバイトさん達のつんだブドウを畑の脇のトラクターで集め選別しています。
人が踏みつぶす変わりにブドウの実は丸ごとホッパーに入れられ、種はにがい油分を含むため砕かないようにしてブドウの房をつぶしていく。 糖分は酵母に分解されアルコールとなり、タンニン・香味が味わいとなり、色素が赤・白・ロゼなど各タイプのワインをつくり、これらがワインに深い味わいをかもしだしている。
果肉 (水分、糖分、酸味、香味)
果皮 (色素、タンニン、香味)
ブドウのつる (タンニン)
種 (にがい油分)
果皮表面の蝋粉 (酵母とバクテリア)
その後すぐに、果汁をしぼるために穏やかに圧のかけられる水平型圧搾機 (古代ローマ時代にポンペイで使われていたのは垂直型圧搾機で、木の箱に入れフタを上から丸太で押してしぼっていた。) にかけられる。
空気圧によるブドウの圧搾機:
ステンレス製シリンダーにブドウを入れる穴が開けられている。ブドウは圧搾空気により膨張するゴム製チューブによりシリンダーに押しつけられる。下からマスト(ブドウの汁)が集められる。
@ ステンレスシリンダの穴 A ブドウを入れる
B チューブ C 押しつけられるブドウ
伝統的に全てのワイン用圧搾機は、スクリューで上部からブドウに圧力を加えろ垂直型であったが近年になって水平型圧縮機に移行してきました。穴の開いた水平のステンレス製シリンダーの中でゴム製のチューブが膨張して穏やかな圧をかけることで種をつぶすこともなく繊細なワインがつくられている。 一般的に1kgのブドウから750ml(ボトル1本)のワインができる。
ワイナリー
もとへ。