迎 賓 館 赤坂離宮 AKASAKA PALACE                  趣味の写真館へ。

迎賓館改築計画にともない一般参観を行っているとのことで、行って来ました。
JR四谷駅の左手歩いて数分のところにフランス風の白い門扉と其の奥に白亜の宮殿がみられます。

       

かつて紀州徳川家の江戸中屋敷のあった広大な敷地の一部に、東宮御所(後の赤坂離宮)として明治32年着工し約10年の年月をかけて明治43年(1909)完成されたものです。

       

明治維新から大正初期にかけての半世紀は、西欧文明に範をとった近代化の過程であり、日本が急激かつ大きな変貌を遂げた時代でした。赤坂迎賓館原初の建物は、東京大学の英国人教授ジョサイア・コンドルの薫陶を受けた当時の近代建築の第一人者、片山東熊が、皇太子明宮(はるのみや)殿下嘉仁親王(後の大正天皇)のご成婚を控え、東宮御所の造営局技監として総指揮をとって建設したものです。
当時欧米建築界を風靡していた斬新なネオ・バロック様式が採用され、また内部装飾はフランス
18世紀末の古典主義様式を中心とする各様式を用い装飾材、調度品類も輸入品を多用し、きわめて多彩・華麗な洋風宮殿空間を現出させています。

       

建物は東宮御所としてはほとんど利用されず、国立国会図書館や東京オリンピック組織委員会など公的機関に使用されておりました。

この間、わが国が国際社会へ復帰し、国際関係が緊密化、外国の賓客を多数迎えることとなり、国の迎賓施設が必要となり、昭和49年(1975)に迎賓館として改修が完成しました。

また中庭では100年から200年たった盆栽が多数展示されておりました。(盆栽展

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