◆◆◆ブルーブレイカーバースト◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | ブルーブレイカーバースト 〜微笑みを貴方と〜 | ||
発売日 | 1998年7月23日 | メーカー | ヒューマン |
定価 | 5,800円 | ジャンル | 3D対戦格闘+ADV |
廉価版 | Major Wave 1500シリーズ/2000年11月30日/ハムスター/1,500円 | ||
関連商品 | 攻略本あり | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | ギャル格闘にしてはおとなしいパッケージで手に取りやすいけど、 違う人が顔描いてるのか、目がちょっと離れすぎてます。萎え。 |
★★ | |
超越世界観 | 雑多な国が崖から落ちたら即死の道でつながった不思議な世界。 「虚空の道」と呼ばれてるそうです。 |
★★★ | |
声優度 | ADVモードはどうでもいいシーンばかりボイスあり。 「これからどうしようかな〜」とか「死んじゃえx3」とか。 |
★★ | |
演出度 | バストアップキャラが会話の途中でアニメします。 OPアニメもなかなかいい出来。 |
★★★★ | |
時間報奨 | 一応★3つ付けましたが、正確にはやりこむ前に終わっちゃうと いうか・・・。ま、ストレスは溜まらないです。 |
★★★ | |
牽引力 | 内容スカスカです。 |
★ | |
ゲーム性 | バトルパートは小ボタン連打で快勝。 |
★ | |
快楽性 | とりあえず、インターフェイス関係で悪い点はなかったです。 データセーブも早くて、いい感じ。 |
★★★★ | |
芸術点 | 恋愛ADVのキャラで対戦格闘というアイディアは、このゲームが 確か初めてだったと思います。それを評価しました。 |
★★★ | |
所有価値 | 前作が好きだった人のファンディスクかな。 一見さんはやめといたほうがいいです。 |
★★ | |
総合評価 | このゲームの企画とか、このまま出さざるを得なかった内部事情 とか、そういうのをいろいろ想像させてくれます。 |
50点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
前作「ブルーブレイカー」でダークジーが倒され、世界に平和が訪れた日から半年後のお話。「虚空の道」を救ったヒーロー、ケインのフィアンセとなったキメナには、彼との結婚の前にひとつやり残したことがありました。それは、故郷と父親のかたきであるドラゴンロードを探し出し、倒すということ。愛するケインと別れ、一人冒険を続けるキメナは、無事に父親の敵討ちを達成することができるのでしょうか。 この「ブルーブレイカーバースト 〜微笑みを貴方と〜」では、新ヒロイン・キメナのストーリーを体験するほかに、前作の恋愛対象ヒロインズであるアーシャ、ナルター、ハミュン、ヤームのミニストーリーも体験することができます。ちなみに、キメナのストーリーはいいところで「つづく」になっております。この話の続きおよび他のヒロインズのミニストーリーは、続編である「ブルーブレイカーバースト 〜笑顔の明日に〜」にてお楽しみください。 |
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レビュー | |||
あの名作恋愛RPG「ブルーブレイカー」が帰ってきた! しかもなぜか対戦格闘ゲーとして。まぁそれなら帰ってこなくていいよと言う人もいるかもしれませんが、帰ってきたんだから仕方ありません。さらに前編後編の2本立てです。しかし片方のボリュームが通常のゲームの半分未満だったから、発売日を指折り数えて待っていたファンの人は怒り心頭でしょうね、これ。 さて内容の内訳ですが、メインのキメナストーリー、4人のヒロインによる婚約後のミニストーリー、あとは対戦格闘ゲームでおなじみの1Pバトル、2Pバトル、トレーニングモードがあります。しかし昨今のギャルゲーにはつきもののアルバムモードは一切ありません。ストーリーの中で、いい一枚絵が結構出るんですけどね。 その肝心のストーリーですが、ちょっとこれ短すぎないですか? メインのキメナストーリーでさえ2時間で終わっちゃったんですけど。「虚空の道」をお使いするADVパートも、必須ポイントは5箇所くらいしかないし、4人のミニストーリーにおいては選択肢すら出てこない一本道だし。挙句の果てにキメナストーリーは後編に続く。絶対コレ時間がなくて作りこめなかったんでしょう。 そしてもうひとつの売りであったバトルモードですが、これもまた腰砕けです。私が知ってる対戦ゲームの中で一番似てるのは、やはりあのFISTでしょう。2Dの絵に頑張って似させた3Dのキャラがもっさり動きます。しかもキャラの画面に占める割合が多いから、間合いとか回り込みとか気にする前に単なるドツキ合戦にしかなりません。デスサイズ(死神の鎌)を装備しているナルターなんか、開始間合いで小攻撃連打すると相手がビシビシ食らってくれます。なんだかなぁ。 総評: 全体的なボリュームが少なく、そのくせメインストーリーが完結してなく、またゲームと言えるほど頭も指も使わないことを除けば、それ以外に悪い点はありません。操作性や演出はかなりいいほうです。実のところ、飽きたり、先に進まなくていらついたりする前に終わってしまうのは、時間がないユーザにとって何よりありがたいことなのかもしれません。 |
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攻略ガイド | |||
攻略いらないと思うけど一応。 キメナストーリーでは体力減ったら宿屋に泊まれば全快、バトルパートでは小攻撃(△ボタン)連打でラストまでいけます。 他のキャラのADVパートは自動進行&体力回復なので、詰まるとしたらラストの聖剣との戦いくらいでしょうか。ナルターでプレイしたときは、この戦いのみ小攻撃ではなく大攻撃(○ボタン)連打で上手くいきました。結局ワンボタン連打に変わりはないけど。 |
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出演声優 | |||
松下美由紀、橘ひかり、日高奈留美、山崎和佳奈、山田美穂、鉄砲塚葉子、桑島法子、鈴木砂織 | |||
関連ソフト | |||
FIST(SS、PS/イマジニア) |
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