◆◆◆ROX◆◆◆
● 製品データ | |||
タイトル | ROX −ロックス− | ||
発売日 | 1998年10月22日 | メーカー | アルトロン |
定価 | 5,800円 | ジャンル | 落ちものパズル |
廉価版 | たぶんなし。 | ||
関連商品 | なし。 | ||
● 評価 | |
外見衝撃度 | 3Dで描かれたサイコロと人形のグラフィックに画像効果かけただけ。 手間かけてません。 |
★ | |
超越世界観 | 世界観なんてありませんでした。 |
★ | |
声優度 | ボイスなしです。 |
− | |
演出度 | 演出と呼べるものは一切ありません。一応、20ステージでゲーム クリアとなるのですが、エンディングなんて贅沢すぎです。 |
★ | |
時間報奨 | 楽なプレイスタイルを見つけ出すまでが、やりこみ要素と 言えましょう。 |
★★★ | |
牽引力 | ご褒美や隠しフィーチャー等もないので、惰性の続く限りどうぞ。 |
★ | |
ゲーム性 | パズルゲームとしてのルールは、あります。 |
★★ | |
快楽性 | 操作に関する不満はありません。ブロックの回転操作がオプションで 選べたり、ルール説明デモがあったりしたので、この評価です。 |
★★★★ | |
芸術点 | 開発コードネームがそのままタイトルになったような気がします。 |
★ | |
所有価値 | 定価分の価値は全くありませんが、マイナス評価するところも実は ないので、その点を高く評価してみました。過大評価かも。 |
★★★★ | |
総合評価 | プレイしていて不快感は特別なかったです。毒にも薬にもなりません。 ここからどうやって面白くできるか、考えるための教材にどうぞ。 |
36点 |
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● コメント | |||
イントロ | |||
ゲームの背景となるストーリーは一切ないので、パズルのルールやシステム周りのことを早速述べます。 まずはパズルのルールですが、横6x高さ11からなるフィールドに1〜6のさいころの目が書かれたブロックが2個1組で落下してきます。ボタンで回転。これを後述するルールに沿って消していくのですが、消せなくて積み上がったらゲームオーバー。消していくごとにノルマゲージが上昇し、これがMAXになったらステージクリア、フィールド上に残ったブロックはきれいさっぱりなくなって次のステージスタート(またはステージ20クリアで終了)です。 ブロックを消すルールは、縦または横に同じ数字で挟むこと。このとき、間に挟まれるブロックの数がその数字でなければなりません。例えば3・5・1・2・3と並べば、3によって間に3つのブロックが挟まれた状態になるので、これを消すことができます。なおブロックには色があり、消すブロック(この場合は3)が同じ色なら挟んだブロックと挟まれたブロックが全て消えますが、色が異なる場合は挟んだブロック(2個の3)しか消えません。色は、ステージのレベルによって増加し、ステージ1〜4では1色、5〜9では2色、10〜20では3色となります。 あとは、ときたまお助けアイテムとして、隣接するブロックを全て消してくれるフラッシュボールが落ちてくることがあります。 ゲームのモードは、1人プレイと2人対戦プレイしかありません。1人プレイはもくもくとステージをクリアするだけで、CPU対戦や腕試しモードの類は一切ありません。 |
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レビュー | |||
ご褒美等がないので純粋にパズルゲームとして楽しめるかどうかがモチベーションの全てなのですが、コツがわかってしまうと一気に作業ゲーと化します。そうなると後はステージが上がるごとに早くなる落下速度とのせめぎあい。困ったことにこのゲームはブロックの吸着が早く、上のほうでブロックが固まると次のブロックの操作が間に合わないことが度々発生します。優れたパズルゲームはそこに溜めの時間を作っているのですが、それをこのゲームに要求するのは酷と言うもの。むしろここに溜め時間を設定したら、もうゲームオーバー要素はないかもしれません。それほどシンプルで見切りやすい全体構成です。 あとは、5〜6個挟むためには縦に挟むしかない(フィールドの横幅が6しかないため)のですが、その積み上げ具合が直感的にわからない点も困りもの。これまた優れたパズルゲームでは背景を1行おきに色分けして識別を容易にしてくれるのですが、それをこの(略)。 総評: 書き忘れましたが、連鎖要素もあります。きっと2人対戦モードでは強力な攻撃が炸裂するのでしょう。しかしリアルで人には全く進められないソフトなので、2人対戦を誘うときは貴方の株が下がることを覚悟しておいたほうがよいでしょう。 |
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攻略ガイド | |||
レビューではさらっと流してしまったこのゲームのコツについて。横幅が6なので、端の列に4のブロックを置くことだけ気を使っていればOK。色が増えてきたら、色が合うまで片方に積み上げておきましょう。 ただし、この消し方だけではブロックが中に溜まって処理しきれなくなります。適宜、1や2でブロックを挟んで、こまめに消してあげましょう。 |
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出演声優 | |||
なし。 | |||
関連ソフト | |||
花組対戦コラムス(SS、DC/ゼガ) |
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