かえる旅　22日目

	時間		地点
	7:10	大野城市		友蔵号に乗り出発。今回は予定をゆったりめに組み、二日間で大分駅から佐賀関に着くことを目標とした。
朝食			玖珠ＳＡ	小龍包を朝食にする。
出発	9:34	大分市高砂町	ビジネスホテルボストン	ネットで見つけたビジネスホテルボストンの駐車場にとりあえず友蔵号を駐車。歩くのに必要な荷物を取り出し、早速出発。
	9:54	大分市中央町	オアシスタワー	大分市のランドマークか。存在感がある。
	9:55	大分市中央町	カトリック教会	街中の教会。きれいな建物。
	10:02	大分市	大分市役所	シックな建物。
	10:07	大分市	天使が放つ融資の矢	天使が融資？ほんとは、悪魔の毒矢ぢゃないのぉ～？
	10:10	大分市城崎町	府内城跡	府内城跡に立ち寄る。お城の堀に一本だけよく咲いている桜があったので、しばし撮影大会。デジカメだと心おきなくたくさん撮れるから写真がぐっと身近になった。なかなか上手に撮れないけど、何枚も撮るうちに、偶然自分では気に入るものが出てくる。
	10:41	大分市大手町	遊歩公園	銅像だらけ。次々出てくる銅像になかなか笑えた。どの銅像もマリンパレスの社長さんが寄贈しているらしい。西洋医術発祥祈念像、育児院・牛乳の記念碑、西洋演劇発祥の碑など、大分はじめて物語って感じ。
	10:43	大分市府内町	看板の店	レトロ看板だらけのお店が道を挟んだ向こうに見えた。気になったのでちょっと撮影。
	11:02	大分市大手町	ブルネン	遊歩公園横にあるブルネンというケーキ屋さんに立ち寄る。食べやすいという理由で、シュークリームを購入。カウンターに、紙でつくったカエルの置物があった。友蔵さんが手作りかと質問したら、買ったものだという答えが返ってきた。手作りに見えるけどなぁ。
おめざ	11:30	大分市金池町	遊歩公園	金池小学校前ベンチでお茶することに。友蔵さんが水を買い、お湯を沸かす。いつもどおりぼんやり見ていると、なんと、豆を忘れたらしい。「ちゃんと準備したんですけど・・。」とすまなそうに謝る。別に怒ったりしないのに。「この役立たずめ！」と罵られるとでも思ったんだろうか。思ってても言いやしませんよ、思っててもね（＾－＾）ひひ。水を買った酒屋さんに行き、Ｌｉｐｔｏｎのティーバッグを購入し、紅茶とともにシュークリームを食む。んまいっ。
	11:49	大分市金池町		遊歩公園を南に下ったつきあたりに、洒落た感じの店が見えたので入ることに。ギャラリーとアート雑貨（ポスター、ポストカード、モビールなど）とアロマテラピーグッズを扱う店だった。ギャラリーでは、銅版画の作品と。小さくてきれいなおねえさんがとても丁寧に技法や作者の説明をしてくれた。夜にイベントがあると教えてくれたが、あいにくその時間には戻れない。大分市に住んでたら、ちょこちょこ覗いてみたい店かも。
	12:23	大分市元町	円寿寺	円寿寺の下にはやたら大きな看板が並んでいる。何だか由緒ある寺だというような説明がたらたらと書いてある。歴史好きっぽい人の手作りって感じで、まとまりがない。漢字に意訳のふりがながつけてあり、笑えた。弾圧を「いじめ」とふりがなつけたり、失意→「がっかり」、臨終→「しにまえ」など、外れてはないけど、どうなのそれって？ってものが盛りだくさん。「ウォーッ！水が来たぞーっ！米が作れるぞーっ！バンザイ（←時代的におかしい）　水の中に入って万歳する先祖方々！！！（ビックリマーク３つ？）」など、感情こもった講談調の文章、とにかく、読むと笑えます。
	12:44	大分市元町	岩屋寺石仏	円寿寺から道を下ってすぐのところにある、石仏。臼杵ほどメジャーじゃないけど、仏像好きは反応するかも。すでに姿を留めていない仏像に、あきらかに元とは違うであろうプレートがはめ込まれている。
	12:59		広瀬橋	大分川を渡る。
		大分市津守		薬院のカフェ（中国茶・バー）、回の佐野さんから、大分に行くならということで、お客さんからの情報として教えてもらったカフェ（と骨董屋）の昭和堂を目指す。住所から言えば、この辺りだ。昭和堂の場所を道行く人（制服着てて、大分自動車学校の先生らしい）に尋ねるとわからないらしく、向かいから歩いて来た別の先生に聞いてくれ、そのお方曰く、「昭和堂？あの仏壇屋みたいな店やろ。」とのこと。
昼食	13:08	大分市津守42-2	ｃａｆｅ　ｄｅ　昭和堂	近づくと、言われてみれば仏壇屋に見えなくもない外観。店内には、陶器やサトちゃんなど骨董・雑貨がディスプレイされている。家具はアンティークっぽい。くつろぎたかったので、３畳の個室を選ぶ。平日はランチがあるらしいが、土日だったため、食事はカレーやオムライスとメニューが限定されていた。オムカレーセットを注文。デザートにはシフォンケーキがついてきた。出される食器も骨董のようで、かわいい。
	14:28	大分市津守42-2	骨董屋　二束三文	昭和堂の横にある骨董屋さん。同じ建物内で、昭和堂の中からも入れる。凝ったアンティークを選りすぐったというより、農家の納屋に迷い込んだような、ほんとに二束三文っぽいものがパラパラと並んでいる。ドアは緑色のガラスがはめ込まれててかわいかった。
	14:46	大分市津守	菜の花　花見	金八先生のオープニングみたいな土手の続く大分川沿いを歩いていると、菜の花の独特のにおいがぷ～んとしてくる。ここで、友蔵さんが持参したシャンパンを出し、プチ花見を実施。ツマミはカカオロマンスのチョコットレーズン（ブラックペッパー入り）。暑すぎず、寒すぎず、風はさわやかで、この時期の昼間は歩くのに最適。
	15:17	大分市羽田		顔はかわいいんだけど、なんだか頭がもっこりして全体のバランスの悪い小犬がおばあちゃん二人と散歩中。「だいちゃん」と呼ばれていたこの犬は動きもぎこちなくて、憎めない。不思議なかわいさ。
	15:53	大分市古ヶ鶴	国際交流広場	国際交流広場？「タダの公園じゃないの？」と思ってたら、なかなか楽しめた。大分市内で海外気分を味わえる、ナイススポット。まずはオランダの風車から。（風で動けばいいけど、電動）
	16:00	大分市東津留	武漢の森	ここは中国風。東屋の天井の牡丹（？）の絵が鮮やか。柳が植えられていて、雰囲気出てる。
	16:08	大分市牧緑町	能楽堂、日本庭園	にゃんこ先生が何匹かいました。竹の子を取りに来る人がいるためか、「竹の子をかわいがりましょう」という看板が。「盗むな！」よりは感じいいけど、かわいがるってのはどうなんだろ。撫でればいいのか、大分市よ？
	16:14	大分市牧緑町	トンネル	犬のイラストが道の両側に書かれていて、オブジェも置いてありました。大分市美術館の外にある犬の作品と同じ作者なのかという話になったけど、実際はどうなんでしょう？情報求む。
	17:17	大分市乙津町	乙津橋（乙津川）	天気がよかったせいか、散歩している人がちらほら。
	17:34	大分市西鶴崎	ミルキーウェイ	商店街近辺はミルキーウェイと名づけられた通りになっていて、針金をぐるぐる巻いたような織姫ふうのオブジェが。
	17:40	大分市志村	鶴崎橋（大野川）
	18:01		神社	にへっと笑っている狛犬→。もう片方の狛犬は鼻から口にかけての部分が壊れたようで、セメントでブサイクに顔を付け足されていた。
				へなちょこ友蔵さんが、「おなか減った～。」と言い出したので、鞄に残っていたおやつ類を与える。途中にめぼしい食事処があれば入ってもよかったが、特にこれといったものはなく、歩き続けることに。
到着	19:04	大分市坂ノ市	ＪＲ坂ノ市駅	坂ノ市駅を本日の終着点とした。すぐ前に列車が出ており、少し長めに待つことになった。
		大分市要町	ＪＲ大分駅	大分駅から、朝見た看板だらけのお店を目指す。そこで夕食を取ろうということになったからだ。
夕食	20:19	大分市中央町	郷土料理　こつこつ庵	どのへんかなとフラフラしながらやっと看板だらけの店を見つけた。店内に入ると中まで看板や雑貨だらけ。置いてある雑貨は厳選したという感もなく、種々雑多なみやげ物やらオマケのようなものが飾られている。洗練された和ではなく、「片付いてない親戚の家」で、晩ご飯食べてるようなそんな気分になる。店はにぎわっており、二人連れ、職場の飲み会、若者、と客層に偏りはない。大分っぽいものをと、だんご汁を注文。地鶏の炭火焼、サラダなどを注文。看板そのままの顔の（井筒監督似の）大将が料理をつくっている。注文を聞く店員さんは中年女性数人で、やたら忙しそうにしている。なじみらしき若いお兄さんから呼びかけられて「そこにおったと。気づかんやった。」といともあっさりと客をほったらかし。焼き物頼んでも忘れたれてたり、同じ品物を遅く頼んだお客さんに先に持ってこようとしたりで、客の方が「いいですよ。」とのんびり。気取った店とちがって、間違っても「そりゃそうやろうね」と半ば当たり前のように許せちゃう雰囲気がある。
	21:50	大分市高砂町	ビジネスホテルボストン	宿に着き、チェックイン。安い（一泊朝食付き５０４０円）割に部屋は綺麗だし、ベッドも狭くないし、問題なし。ロビーもそれなりに洒落てるし。大分市に来られる方、ここはオススメかも。
			歩いた距離	21ｋｍ
			歩数	35,000歩

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