時間 地点
出発 10:14 武蔵町行者原 大分空港 大分空港から出発前回の到着地、大分空港に友蔵号を駐車。さっそく歩きはじめる。歩き始めてすぐ、50〜100mぐらいで、友蔵さんが上着を脱ぐ。暑がりなのに、いつも多めに上着を多く持ってくる。
10:19 安岐町
古城
ホバークラフトホバークラフト 大分空港と大分市を海上でつなぐホバークラフト。面白そうな乗り物。乗ってみたい。
後日、職場の1階にホバークラフトのチョロQが飾ってあるのを発見し、何だか親近感が沸いた。
10:40 安岐町
原港
楓江大橋海がキラキラ 楓江大橋をわたる秋晴れのさわやかな天候。歩くときは晴れているというだけで気持ちがいい。海沿いとなるとまた格別だ。波がキラキラ太陽の光を反射するのを眺めながら、プランプランと手を振って歩く。
海の見える美容室
海の見える美容室
歩道もばっちり 歩きやすい前面がガラス張りになっている美容室。
髪を切ってるときには目の前に海が見えるんだと思う。眺めよさそ〜う。
11:05 杵築市
志口
安岐町から杵築市へさよなら安岐町 こんにちは杵築市安岐町から杵築市へ入る。
看板から察すると、杵築市はカブトガニと杵築城の町みたい。
11:23 杵築市
志口
赤い実赤い実 櫨?←見たことない赤い実を見つける。いったい何という名前の植物なんだろう。わかる人、教えてください。

(追記)2004.12.27
掲示板でこの実は「サネカズラ」だと教えていただきました。学名kadsura japonica(モクレン科サネカズラ属)
樹液に粘りがあり整髪料として使われたため、ビナンカズラの別名があるそうです。同様にその粘りから、トロロカズラ、フノリカズラ、ナメリカズラの別名があるそうです。
ツルをたぐって引き寄せるというところから「逢う」の枕詞として使われ、百人一首に「名にし負わば、逢坂山のサネカズラ、人に知られで来るよしもがな」という歌があるそうです。「逢う」とか「寝る(さ寝)」とかの名をもっているならば、逢坂山のさねかづらよ、かづらを繰るように、人に知られずにあなたの所に通う(来る)方法があったらなぁ・・。って意味だそうです。万葉集にも10首歌われているとか。(全く知りませんでした。学がないのがばれますなぁ。)
実は生薬で「五味子」と呼ばれ、鎮咳、滋養強壮の効果があるそうです。
おめざ 11:50 杵築市
奈多
ゲートボール場
ゲートボール場で休憩ここで休憩。海が目の前の開けた明るい感じのゲートボール場だ。ガード下とかの薄暗いところにあるのと比べたら気分も全然ちがうかも。
ゲートボール場のソファをちょっと借りて、座る。(老人クラブの人から目撃されたら注意されそうだけど)
職場の掃除のスタッフの方からいただいた柿を剥いて食べる。おいしい。
友蔵さんがお茶を淹れてくれる。
12:19 杵築市
奈多
奈多八幡社
波打ち際のお宮さん
奈多八幡社は宇佐神宮の摂社らしい。本殿から正面出てすぐが海岸になっている。もとは後方の見立山にあったものが海岸に移ったという。
みかんの神様の像があり、案内板には、由来が書いてあったけど、↓こんな内容だったかな。

田道間守(タジマモリ)よる柑橘伝来

 日本書紀(奈良時代 720年に編集)より
みかんの神様 たじまもり です
 十一代垂仁天皇の御代(西暦61年頃)新羅(しらぎ) の国から帰化した子孫,、田道間守は、病中の天皇の 命によって、暖かい地に育つ果物、 非時香果(トキジクノカグノコノミ)を求めて旅に出ます。
 10年後、その果物「橘」を得て帰国しますが 帝はすでに亡くなられていたので、 田道間守は「橘」が育つ温暖な気候の土地を探し、 その土地に「橘」を植えました。熊野街道沿いの 海草郡加茂村(現下津町橘本)が田道間守が「橘」を 植えた地ということで、田道間守は今も、 
「橘本神社」(和歌山にあるらしい)にみかんの始祖として祀られています
12:46 奈多海岸
砂浜に波の残した自然の模様が、改造車の塗装(炎のやつ)みたいで、おもしろい。
晴れたり、おひさまに雲がかかって曇ったりした。晴れてるときには砂の中の鉱物(雲母かな)がキラキラして、曇るとそこにないかのように見えなくなってしまう。
13:17 杵築市
奈多
友蔵先遣隊ずっと海岸線を行けるかと思ったが先遣隊として、友蔵氏を派遣したところ、突き当たりで進めないと判明し、引き返し、車道にあがり、道路を進むことに。
14:04 杵築市
大平
事故防止看板 タイヤ付き看板手作り感あふれる看板。タイヤは実物だが絵は平面的というところが、リアリティを追求しているのかどうかわからずよい。
14:07 杵築市
住吉浜
住吉浜リゾートパーク入り口あと、900メートル! 昼をとっくに過ぎているものの、この近辺に昼食を食べるところはなく、かなり歩いていた。住吉浜リゾートパークへ向かう道で「カキ」という青いノボリをこの写真だけだとリゾート、けどリゾートパークけっこう老朽化してる。見つけ、一気に「カキ食べたいモード」に。
しかし、行けども行けども、牡蠣は遠く。空腹のまま、砂漠で水を求めるようにさまよい歩く。やっとリゾートパークの門まで行くが、受付の人に尋ねるとまだまだ歩かないといけないようである。入り口から入ってすぐの看板に、「あと、900m」の表示・・・ううっ・・・(TへT)
後でデジタルマップルで測ってみると、住吉浜リゾートパークに立ち寄ったことで往復で約4km歩いていたことに。「広い施設を甘く見てはいけない」という教訓を得た。
昼食 14:35 杵築市
住吉浜
住吉浜リゾートパーク 牡蠣、蟹、海老、貝、アナゴ、サザエジュ〜ジュ〜 松葉焼などを焼いて食べる。牡蠣を松の葉っぱの煙で燻すので、松葉焼というらしい。
店の人が手際良く焼いてくれる。歩いていると話すと、「水筒にお茶を入れないでいい?」とお茶を持っていくよう勧めてくれる。ありがたくペットボトルに緑茶を入れさせてもらった。
15:48 杵築市
灘手
カブトガニ看板カブトガニの裏側ってこんな餅みたいじゃなくて、何かもっとこう、恐いよね・・・ 標語と全然関係ないイラスト小学校の標語もカブトガニ。歯科医院のキャラもカブトガニ。
他ではあまり使われないけど、杵築ではかなり多用されるメジャーな生き物らしい。
蓮さんと行ったミステリーツアーで寄った佐世保の西海パールシーリゾートの水族館にカブトガニがいたが、虫っぽくて、ちょっとパスって感じだった。裏(足が生えてるところ)が見えると、かなりゾゾーッてする。カブトガニのうじゃうじゃ入った水槽に自分が入れられたら、たぶん、泣く。
16:24 杵築市
灘手
石材店石かえる かえるの置物、そして、ここにも化石っぽい石カブトガニカブトガニ。このまちではカブトガニがメインキャラのようだ。
昼食に魚介類を食べ過ぎたためか、気分がすぐれない。カブトガニも、もういいよって感じ。
食いしん坊なので、満腹になることはよくあるけど、胸ヤケ(?)というのかな、そういう状態はあまりないのでグロッキーに・・・。
歩いている途中で、足の裏が痛くなり、ばんそうこうを貼る。
16:52 杵築市
杵築
杵築城・杵築大橋杵築城 八坂川に沈む夕日杵築城の下を流れる八坂川の上流へ沈む夕日を眺めることができた。
河口は幅広くゆったりと海へ続いており、水鳥も見え、絵になる風景だった。
杵築は今回初めて来たので、この辺りをゆっくり回れたらよかったけど、お店や施設は閉まっている時間なのでしかたない。
別の機会にJRで来て、ぶらりと散歩するかな。
17:29 杵築市
下野田
野田人道トンネル 野田人道トンネルこの日はじめてのトンネル。
夜のトンネルはちょっとこわい。人道トンネルは車道と分けてあるが、誰もいないので、ますます恐い。
ふぢのさんが、熊本から鹿児島へのトンネルで、幽霊が出るという噂のトンネルと、交通量が激しく歩くのは危なそうなトンネル、どちらにするか迷っていたけど、どっちもやだなぁ。幽霊が出るほうが、死ぬ危険はないだけましか。
17:37 杵築市
相原
一番星 陽が落ちた。
進行方向に一番星(金星)が見える。このあたりは明るいものがあまりないせいか、星がよく見える。星座早見盤を持ってくれば良かった。
到着 杵築市
相原
バス停「相原」 空港へ戻るバスがなくなるかということで、ここで本日の歩きを終了(到着点)と判断し、焦って最終のバスに乗る。大分交通のバス待合所で降りる。
18:27 日出町 大分交通バス待合所 自転車乗り旅人さん、チョキしてます。バス待合所で空港行きのエアライナーを待つ。
自転車で九州を回っている人がここを今日の宿として準備していた。こういうとこで寝るのって寒そうだけど、面白そう。お米とか下げてるから自転車がかなり重いんだそうな。
武蔵町
行者原
大分空港 「エアライナーと書いてないけど、いいのか?」と思いながら乗ったバスは普通の路線バスだった。本当はエアライナーという空港行きの急行バスを利用する予定だったが、まあ急ぐ必要もないので、そのままそのバスで大分空港まで戻る。
友蔵号で、別府駅そばのビジネスホテルフジヨシに向かう。
別府市野口本町 ビジネスホテル フジヨシ 泊まりで二日連続の歩きとしたため、別府駅のすぐそば(徒歩1分)のビジネスホテルフジヨシへ。デラックスシングルの部屋らしいが、どうデラックスなのかはよくわからない。
各自部屋に荷物を置いて、夕食を食べに出かける。
夕食 21:29 別府市
北浜
平成文化食堂平成文化食堂 北浜地区の平成文化食堂というお店に入る。
きのこオムレツ大根サラダ、鶏の炭火焼、キノコオムレツなどを注文。おいしくないというわけではなかったが、カキで胸焼けしていたこともあって、モリモリ食べる勢いもなく。
別府市
野口本町
ビジネスホテル フジヨシ 水ぶくれ(TへT)
部屋に戻り、靴下を脱ぐと、親指の付け根(手の平っていうけど、足の平っていうのかな?)に、直径4cmほどの大きな水ぶくれが。そりゃ痛いはずだよ。
明日へ体力を温存せねばと、ぐっすり睡眠。
歩いた距離    26km
歩数    52,000歩

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