介護レポート:2007年7月度 「尾籠な話ですが・・」
母は大小便の処理は基本的には自分でもトイレに行って出来ています。しかし、最近はときどき失敗もあります。参考のために今月の例を紹介します。
(1)7月8日:トイレで大をした後、出てきた母の手を見るとウンチまみれになっていた。きっと紙で拭くときに紙が破れたのかも知れない。直ぐに洗面所へ連れて行き、石けんでゴシゴシ洗ってあげたが、しばらくは臭かった。
(2)7月24日:階段下の物入れをガタガタ開けていると思ったら、そこへ小をしてしまった。トイレと間違ったらしい。雑巾やぼろ切れで拭いたが、後日、女房そこを開けたときに凄い臭いがしたというので徹底的に消毒と清掃を行ってくれた。
(3)7月29日:日曜日の夜、弟と交代するために部屋に入ると凄い臭いがした。直ぐにパンツに漏らしていると思ったのでお風呂場で下着全交換。案の定であった。その後、急いでお風呂を沸かし、入れて一件落着。
以上は私が遭遇したもののみであるが、きっと妹達も何回か遭遇していると思います。
これらの処理をしていて意外だったのは、自分は冷静に機械的に手際良く処理できたことです。介護を始めた当初は、下の処理ができなくなったら、介護のやり方を変えなければならないと思っていたのですが、決してそんなことはなく大丈夫であると感じています。
○今月の生活行動状況⇒徘徊実績等
| 今月の主な生活行動状況は下記の通りです。 |
・ | 徘徊:今月は深夜から早朝まで起きていたことが3回あった。いずれも精神状態が活発なときで、玄関、台所、居間の間を歩き回ったり、玄関に座り込んで誰かとお話をしていたり、部屋の整理整頓をしたりしていた。殆ど寝なくても次の日は元気なので心配はない。かえってこちらの方が寝不足で元気がなくなる。 |
・ | ヘルパーさんによる在宅介護:いつも通り、毎日午前9時30分から11時30分までの2時間をお願いしている。 |
・ | 食事:今月の食事成功率は65%であり、先月に続いて過去最悪を更新した。朝昼晩の食事成功率をみると、朝45%、昼62%、晩87%であり、朝と晩が悪化した。悪化の理由は、朝の場合、ヘルパさんが来たときにまだ寝ていた日が9日あったこと、夜の場合、機嫌が悪かったり、自分に世界に入っており、他人を受け付けないモードのときが4回あったため。また、食卓についても茶碗やお皿を並び替えるだけで食べないことが何回かあった。 |
・ | 入浴:今月は6回成功し、まあまあ。 |
・ | 編み物:今までと同様に編み物は続いている。 |
・ | その他:両手の手のひらで「バンバン」と拍子をとりながら叩くことは相変わらず多い。 |
○大好物のソバを食べる母(2007年8月1日撮影)
○何故か台所で編み物をする母(2007年8月1日撮影)
○新聞を読む母−老眼鏡をかけなくても読めるのです!(2007年8月1日撮影)
(2007年8月1日)
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