介護レポート:2003年12月度
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10月 | 11月 | 12月 | |
合計 | 848分 | 763分 | 855分 |
回数 | 32回 | 28回 | 26回 |
1回当たり時間 | 26.5分 | 27.3分 | 32.9分 |
○母の年末年始
デイサービスは12月30日から来年1月4日まで休みですので、その間の介護当番はきょうだいで相談して決めました。
妹(三女)は12月30日の昼食から31日午前11時頃まで、弟は31日の昼食から夕食まで、
私は31日夜7時以降2日の昼食までとしました。
31日の夜は、女房が準備してくれたおせち料理セットを母と一緒に3段重ね重箱やお皿に詰めてお正月の準備をしました。
このことで母は今日は大晦日で、明日はお正月であることを理解したようです。ときどき、きんとんや
黒豆などを母の口へ入れてあげると母は子供のように、「こんなにおいしいのは生まれて初めて」
などと言いながら大喜びでした。
重箱への詰め合わせが終わってから、母をお風呂へ入れ、その後は二人でNHKの紅白歌合戦をみました。
母が一番一生懸命聴いていた曲はグループ名は忘れましたが、「ソーラン節」でした。
母は室蘭生まれのせいか、日ごろからソーラン節らしきものを口ずさんでいたので、
本式のソーラン節を聴いて本当にうれしそうでした。
母は10時過ぎに満足したように寝ました。
元旦の朝食は、昨日詰め合わせた重箱やお皿を全てお膳に広げ、女房が準備してくれたお雑煮セットでお雑煮を作りました。
元旦は母の誕生日であり、86歳になりました。母に「誕生日、おめでとう。今日から86歳だよ。」というと、
「えっ、86歳かい。随分年をとったね。しかし、今日までのところ1回も病気になったことがないのが一番うれしいよ。」
と言って自慢しました。私は心の中で、「今年も1回も病気をしないで元気で過ごせますように。」と祈りました。
○元日の朝、母の誕生日を記念して
(2004年1月1日撮影)