介護レポート:2003年8月度
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日付 | 徘徊時間 | 徘徊の目的、参考情報等 |
・9/1(月) | ||
・9/2(火) | 何回か出て行きそうになったが、強引に押し止めた | |
・9/3(水) | ||
・9/4(木) | @13:30〜15:00 A18:10〜19:30 | @は近所を3回グルグル回り、一度家に入り、財布を持って今度は違う方向へ行く。 Aは隣の人と話しているうちに見失う。どなたかが交番へ連れて行ってくれた。 |
・9/5(金) | 夜中1時頃、「仕事を探しに行く」と部屋の中で行ったり来たりしたが、部屋から出さなかった。 | |
・9/6(土) | 15時頃から落ち着きがなくなり、「夕方に誰かが来る」と言って門まで10回位見に行った。門から出そうになったが、無理に止めた。 | |
・9/7(日) | ||
・9/8(月) | 13:10〜13:25 | デイサービスから帰ってから、「仕事を断り」に行くと言って出て行く。デイサービスを仕事と思っている。 |
・9/9(火) | ||
・9/10(水) | 7:50〜8:50 | 「仕事を見つけに行く」と行って出て行く。朝、5時頃起きたため、朝やることが全て終わってからデイサービスに行くまで時間が余ってしまったためと思う。 |
・9/11(木) | 14:30〜17:00 | 昼寝していたのでその隙に買い物に行ったが、その間に出て行ってしまった。自転車で探したが見つからず、結局、知っているヘルパさんと偶然に会い、家に連れてきてくれた。 |
・9/12(金) | 14:00〜15:30 | 「急いで行かなければならないことが起きた」「お母さんが入院した」などと言って急いで出て行った。 |
・9/13(土) | ヘルパさんに在宅介護をしてもらっているときに門から出て行こうとした。門の前に自転車を2台邪魔くさく置いておいたら出て行かなかった。 |
(1)外へ行きそうなそぶりが見えたときは、母の思考の流れを切り替える | ||
母は独り言を言うタイプなので、そばにいれば今何を考えているか大体予想がつく。独り言 や雰囲気で外へ行きそうなそぶりが見えたときには、下記のような会話で母の思考の流れを切り替えることを試みる。 | ||
@「洗濯を取り込みに行こう」 A「晩御飯の準備にお米を研いで」 B「おやつに梨をむいて」 C「晩御飯の準備しよう」 | ||
(2)徘徊する時間帯は大体決まっているのでその時間帯はできるだけ暇にしない | ||
− | 徘徊する時間帯 | |
@ | 8:30〜9:00:朝食及び食後の仕事が終ってからヘルパさんがくるまでの時間帯 | |
A | 13:00〜13:30:デイサービスから帰った直後、「仕事を断りに行く」と言って出て行く。本人はデイサービスを仕事で働きにいっていると思っている。 | |
B | 14:00〜16:00:編物にも飽きる時間帯 | |
C | 18:00〜20:00:夕食および食後の仕事が終わった後 | |
− | 上記時間帯を暇にしない工夫例 | |
@ | 炊事、洗濯、アイロンがけなどの生活行動をできるだけ一緒に行う。 | |
A | 買い物や散歩に連れ出す。(最近は殆ど成功していない) | |
B | 常に母の傍らに手編みの準備をしておく。(母は手編みが好きなのです) | |
C | 母の好きな音楽を聞かせる。 | |
D | 懐かしのメロディーなど母が興味持ちそうなテレビ番組を解説してあげながら一緒に見る。 |
料理中の母(2003年9月9日撮影)