路線バス
十和田観光電鉄は青森県十和田市に本社を置く会社です。岩手県への路線バスの乗り入れはありませんが、国際興業グループということで、ちょっとした共通点があるのではないかと1回だけ訪ねてみた時の写真がありました。
(このページに掲載した車両は、たまたま見かけて撮影しただけで、体系的に掲載しているわけではありません)
青22か2384
撮影:三本木営業所(1986.5.3)
十和田観光電鉄 いすゞBU10D(1971年式)
元北海道中央バス。岩手県交通にあるのと同型車です。
もっとも、台数は岩手県交通よりも多く入っていたように見えました。
青22か1883
撮影:三本木営業所(1986.5.3)
十和田観光電鉄 いすゞBU10(1979年式)
十鉄バスオリジナルの一般路線車。前中折戸で、中ドアは締め切りになっています。
後面は方向幕がないにもかかわらず、小型の窓になっているのが特徴です。後ろに見える車両が同型車です。
青22か2598
撮影:三本木営業所(1986.5.3)
十和田観光電鉄 いすゞK-CDM410(1982年式)
前ドアの中型車です。十和田観光では、この年式から大型方向幕を導入しています。
なお,同じ青森県の弘南バスにも共通する事ですが,1980年代になると,2ドア車の中ドア閉め切りから前ドア車の導入へと変化しています。
八戸22か46
撮影:三本木営業所(1986.5.3)
十和田観光電鉄 いすゞP-LR312J(1984年式)
当時最新型だったいすゞの中型路線車。十鉄バスは前乗り前降りなので、一般路線バスにも前ドア車を購入しています。
青森22か165
撮影:三本木営業所(1986.5.3)
十和田観光電鉄 いすゞBU20KP
岩手観光バスや岩手県交通にあるBU15KPと似ていますが、こちらは多少長いBU20KPです。
急行青森行きに使用されていますが、青森ナンバーで登録したばかりで、格下げ車か譲受車なのか分かりませんでした。
八戸22か128
撮影:三本木営業所(1986.5.3)
十和田観光電鉄 いすゞCRA580
元山梨交通のハイデッカーⅠ型。十和田市−青森間の特急「みちのく号」に使用されていました。
なお、「みちのく号」という名前は、岩手県と秋田県では盛岡と大館を結ぶ高速バスの名前ですが、青森県ではこんなに大きな看板を出して走っていました。どちらが先か、と言うよりも、みちのく有料道路経由だということで、こちら十鉄バスのほうに軍配が上がるような気がします。