一般路線バス
弘南バスの車両の中で、弘前市を中心に一般路線バスに使用されていた車両を紹介します。前ドア車が多いのが特徴です。なお、1981年に弘前を訪れた際も何枚が撮影していましたので、これも合わせて紹介します。(このページに掲載した車両は、たまたま見かけて撮影しただけで、体系的に掲載しているわけではありません)
青22か1521
撮影:弘前駅(1981.8.19)
弘南バス 三菱MP117M(1976年式)
最初期のMPで、車体は呉羽製のサッシ窓車です。
車番は「3802-12」。この写真の撮影は1981年なのですが、このときの車番はその後に変更されているようです。(注1)
後ろに停車中なのは「青22あ83」というナンバーが読み取れるいすゞDBR370。ドアや側面方向幕の形が独特です。
青22か1584
撮影:高崎営業所(1986.12.26)
弘南バス 日野RE100(1975年式)
日野車体製のワンマンカーですが、中ドアは増設したものです。車掌台窓も同様で、他の窓と高さが違います。また、側面の模様がないなどカラーデザインも若干異なります。
車番は、「55015-12」。
青22か2025
撮影:弘南黒石駅(1985.3.20)
弘南バス 日野K-RL321(1980年式)
日野の中型バス。
サッシに組み込まれた側面方向幕は日野ボディの特徴でした。
車番は、「55514-4」。
青22か2269
撮影:弘南黒石駅(1981.8.16)
弘南バス 日野K-RD301(1981年式)
日野の2台並びです。
右が表題のRD301で、9mサイズの大型車です。車番は「6109-12」。
一方、左は中型バスのK-RL321で、上の青22か2025と同一車両です。ただし車番は「6019-4」で、付番方法が異なります。この後、1985年までの間に車番の付け方を変えたということです。
青22か2226
撮影:弘前駅(1981.8.16)
弘南バス いすゞK-CCM410(1981年式)
前ドアの中型バス。弘南バスでは前乗り前降りのため、近距離のワンマンカーにも前ドア車を導入していました。この傾向は、同じ青森県内の十和田観光電鉄や下北バスでも同じでした。
車番は、「2108-12」。
青22か2253
弘南バス 日野K-RJ172A(1981年式)
撮影:弘南黒石駅(1981.8.16)
最初期の中型スケルトンバス日野RJです。ドア側は見えませんが、前ドア車で、方向幕は小型です。
車番は「6113-9」です。
青22か2462
撮影:弘南黒石駅(1985.3.20)
弘南バス 日野K-RD301(1982年式)
撮影:弘南黒石駅(1985.3.20)
日野RDは9m級の大型路線車で、いすゞのECMなどと同様、大型車と中型車の中間にあたる中途半端な大きさの車両です。側面最後部の窓の大きさが特徴です。
車番は「55707-4」。
青22か7
撮影:平賀駅(1987.3.21)
弘南バス 日野P-RJ172BA(1984年式)
日野の中型スケルトンバス。正面方向幕は、1984年式から大型幕を標準とするスタイルになりましたが、弘南バスでは小型幕のままです。後部の屋根上にあるのは、冷房ユニットのように見えますが、後部方向幕のカバーに過ぎないようです。
車番は「55902-4」。