元花巻バス
日野車
花巻バスには日野車が多かったようで、“その頃”にも日野車が多く残っていました。側面の方向幕の位置が独特です。日野RD120(1971年式)
岩22か16
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撮影:花巻営業所(1985.8.27)
岩22か16
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撮影:花巻営業所(1985.8.27)
9m級の大型車。いすゞで言えばBA30に相当する長さです。3両ありました。
反対側から見ると非常口が中央部にあるなど、普通の大型車と異なる点があるのが分かります。
日野RE100(1971年式)
岩22か136
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撮影:盛岡バスセンター(1984.9.30)
岩22か15
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撮影:花巻営業所(1985.8.27)
この年式のRE100は金産ボディでした。帝国ボディの車両とはドアの窓や側面最後部の三角窓の形状が異なります。
側面にはローマ字の社名が入った花巻バスのマークが消えずに残っています。
写真は国道を走る急行バスで盛岡まで来たところです。1985年頃まではこのような車両でよく盛岡まで走ってきていました。もちろん盛岡地区で花巻バスカラーが見られるのは、この路線で顔を見せるときだけでした。
日野RE100(1973年式)
岩22か413
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撮影:北上車庫(1984.6.11)
岩22か413
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撮影:盛岡バスセンター(1985.6.9)
花巻バスとして最後の新車となったのが1973年式の日野RE100で、1971年式と異なり帝国ボディとなったため、細部の作りが異なります。特に中ドア後位の車掌台窓に組み込まれた側面方向幕が、サッシと一体になっています。
岩22か417
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撮影:花巻営業所(1988.3.17)
1986年から県交通カラーへの塗り替えが始まりました。塗り替え後は、車掌台窓を除けば元花巻バスであることに気付かないくらいの綺麗な仕上がりでした。