高速バス
格下げ車
“その頃”はまだ高速バスの黎明期でもあり、高速バスの新設・増便の際は基本的に新車の導入で対応していました。従って、貸切車からの格下げは2両だけです。いすゞK-CRA580(1981年式)
岩22か1626
撮影:盛岡駅(1985.5.5)
「ヨーデル号」の続行便用に、1985年GW前に比較的新しい貸切車1両を格下げしました。
正面の社名表示が方向幕に改造されています。このあと高速バス用のハイデッカー車が新規投入されると、この車両は早坂高原線に転用されています。
いすゞP-LV219S(1985年式)
岩22か2210
撮影:都南車庫(1986.5.12)
岩22か2210
撮影:都南車庫(1986.5.2)
県交通の「とわだこ号」参入に伴い、1985年に最も新しい貸切車の中から1両を転用しました。
オリジナルの高速車に比べ、車長が若干長いほか、側面方向幕がありません。後部にはバックテレビが増設されました。
ほぼ「とわだこ号」専用に使用されていました。
岩22か2210
撮影:都南車庫(1987.7.5)
1986年には国際興業貸切カラーに塗り替えられました。ただ、写真に見られるようにおでこの部分の塗分けに元のカラーの面影を残しているようで、個人的にはお気に入りの車両でした。