貸切車
日野車
“その頃”の岩手急行バスは、日野車に統一されつつある時期でした。最初の頃、いすゞ車(元富士急行のBU20KPと思われる)や三菱車も見かけましたが、当初は貸切車にはあまり興味が湧かず、シャッターを押しませんでした。
日野RC300P(1971年式)
岩22か3
撮影:盛岡市岩山(1986.7.25)
貸切車としては古参車ですが、岩手急行には2両が現役でした。
正面窓上にアンダーミラーがあるのが特徴です。
日野RC300P(1972年式)
岩22か659
撮影:盛岡市岩山(1986.7.25)
スポーティな傾斜窓を持つ貸切車。登録は1976年で、どこかの中古車と思われます。
岩手県北自動車にもかつてそっくりな車両がいたようですが、何か関係があるかどうかは分かりません。
日野K-RS340P(1981年式)
岩22か1638
撮影:北上市展勝地(1986.4.29)
1981年に2両が導入されたスケルトンバス。日野が他メーカーに先駆けて開発したスケルトンボディの貸切車で、岩手県内での導入ももちろん初めてでした。
扉はスケルトンの標準仕様である両開き扉になっています。
日野P-RU638A(1985年式)
岩22か2177
撮影:盛岡駅(1988.1.31)
岩22か2177
撮影:本社(1985.8.17)
1985年に3両を購入したフルデッカー。両開き扉など、上のRSの仕様を引き継いでいる点も見受けられます。
東北地方では日野のスケルトンバスをミドルデッカーで導入する例が多かったため、このフルデッカーは少しノッポに見えました。