貸切車
標準床車
岩手観光バスは、1978年まで標準床車を導入しています。1975年までのBU15KPは、当時の兄弟会社であった岩手中央バスと共通仕様になっており、登録番号でも輻輳が見られます。“その頃”の盛岡市内では、塗装の変わったその兄弟車とすれ違う場面も見られました。
いすゞBU15KP(1973〜75年式)
岩22か355
撮影:盛岡営業所(1985.5.5)
岩22か355
撮影:盛岡営業所(1986.5.2)
岩手観光バスのかつての標準的貸切車。同じ国際興業グループだった岩手中央バスにも同型車があり、そちらはその後、岩手県交通に引き継がれています。
特に1973年式は旧カラーで残る数少ない存在となっており、“その頃”は定期観光バスや競馬優待バスなどに使われていました。
いすゞCRA580(1976〜78年式)
岩22か929
撮影:盛岡営業所(1985.7.24)
1976年よりいすゞの貸切タイプはシャーシのモデルチェンジが行われ、CRAとなりました。
岩手観光バスでは、1978年までの3年間で同型車を購入していますが、車体はこれまでのBU15KPと変わりません。