バス廃車体全国版

静岡県4(伊豆箱根鉄道)

静岡県の伊豆箱根鉄道の廃車体です。
伊豆箱根鉄道は、電車を見ると古くから西武鉄道資本が入っていたことがよく分かりますが、バスのほうは1980年代まで日野車が入っていたり、独自のカラーリングであったりとあまり西武色は強くありませんでした。
そんな時期の車両の廃車体のいくつかです。一部に隣接県のものもあります。

廃車体
伊豆箱根鉄道

撮影:静岡県(2024.2.3)

伊豆箱根鉄道 日野RB10P

金産ボディのメトロ窓車。後ろに方向幕がついていますので、路線バスです。
竹藪の中に押し込まれており、この季節でなければ見えないと思います。

廃車体(静岡2か1413)
B800L

撮影:ちょご姉様(御殿場市 2004.3.14)

伊豆箱根鉄道 三菱B800L
B800L

撮影:ちょご姉様(御殿場市 2004.3.14)

伊豆箱根鉄道の高出力車。前中引き戸のワンマンカー。おでこが丸いので1968〜72年の呉羽ボディです。
ナンバーは、ポンコツ屋赤木様からの情報です。当初静岡2か1218と読めましたが、その上から静岡2か1413と上書きした形跡があったようです。また1218は別の車両がつけていたことも判明したため、こちらが1413であると推察したものです。
(ポンコツ屋赤木様によると、2017年10月現在撤去済み)

廃車体
4R104

撮影:ちょご姉様(静岡県 2004.3.14)

伊豆箱根鉄道 日産デ4R104

富士重工製ボディのメトロ窓車。撮影者によると貸切兼用車ではないかとのこと。

廃車体
伊豆箱根鉄道

撮影:静岡県(2024.2.3)

伊豆箱根鉄道 日産デ4R105

この位置からだと見えませんが、前面窓は下方に拡大された13Dと呼ばれるボディ。
情報提供:ポンコツ屋赤木様

廃車体
MR410

撮影:静岡県(2017.12.30)

伊豆箱根鉄道 三菱MR410(1976年式)

住宅街でお祭りの物置として使われている廃車体。グレー1色に塗られていますが、手入れは上々です。
伊豆箱根鉄道が西武バスから譲受した車両だと思われます。
側窓はサッシ窓になっていますが、正面窓の縦寸法は拡大される前の過渡期の車両です。

廃車体
MP117K

撮影:静岡県(2012.12.31)

伊豆箱根鉄道 三菱MP117K(1979年式)

西武グループが三菱車を主力としていた時期に伊豆箱根鉄道に導入された前後ドアのMP。非冷房車です。
グレー1色に塗られ、民家の物置か何かに使用されています。正面の伊豆箱根のエンブレムは健在でした。

廃車体
MS513N

撮影:静岡県(2013.7.27)

伊豆箱根鉄道 三菱MS513N(1978年式)

民家の勉強部屋か離れのように使用されている貸切車。ライオンズカラーの3本ラインはそのままで、白い部分を消していますが、その下からライオンズマークや社番が見え始めています。
製造時は緑帯の旧カラーだった車両でしょう。

廃車体
RC381

撮影:伊豆市(2006.6.4)

伊豆箱根鉄道 日野K-RC381(1980年式)
RC381

撮影:伊豆市(2006.6.4)

白く塗られていますが特徴あるスタイルの前後ドア車。正面のライト間にはグリルのようなものも見えます。
前後ドアですが、大型方向幕が前後2ヶ所にあります。これは登場時に前乗りから後乗りへの準備が進んでいたため。最終的には前側の方向幕は中身が取り払われ、ただの固定窓になっています。
サブエンジン冷房車。

廃車体
BT31

撮影:ヒツジさん様(塩尻市 2006.2.18)

伊豆箱根鉄道 日野BT31
BT31

撮影:ヒツジさん様(塩尻市 2006.2.18)

遠く離れた場所ではありますが、カラーから伊豆箱根と思えるセンターアンダーフロアエンジン車。中ドア専用シャーシで、1962〜63年式くらいと思われます。
後面にも方向幕があるので元路線バスであるとの想像はできますが、当地で自家用バスとして使用された痕跡もあるようです。

注意事項
本ページは、「廃車体は文化遺産である」という趣旨によって作成しております。当サイトを訪れる方は、この趣旨を御理解いただける方だと思いますが,万が一,本ページの悪用による廃車体への損傷等があった場合は,本ページ及び関連する事項は即刻削除いたします。
ページ上部へ戻る
メニュー

80s岩手県のバス“その頃”