バス廃車体全国版
四国1(国鉄バス)
四国各県にある国鉄バスの廃車体です。国鉄バスは、四国4県に営業所と路線を持ち、その四国地方自動車部が、そのままJR四国に引き継がれています。
そこで、国鉄バスについては、県別ではなく、四国4県を一括して掲載します。
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2022.10.9)
JR四国 いすゞCCM410(1977年式)
いすゞの中型バス。方向幕周りの形状から、最初期の1977年式と分かります。
牧場の中に置かれているそうです。
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2022.10.10)
JR四国 いすゞCCM410(1977年式)
撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2022.10.10)
同型車です。やはり「国鉄」の文字を四角いシールで隠した跡が残ります。ただ、JR四国の文字が貼られた痕跡は見えません。「乗合」の文字が入っていますので、JR四国には引き継がれたと思われますが。
車番は331-7018。
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛媛県 2022.10.8)
JR四国 いすゞK-CCM410
いすゞの中型バス。フォグランプがバンパー埋め込みで、側面にウィンカーがあるので、型式を推定。
残念ながら、車体には心無い落書きが。
廃車体 宇和島自動車 三菱K-MK116J 日本国有鉄道 いすゞBA05N
撮影:徳島県(2013.3.2)
宇和島自動車の三菱中型車K-MK116Jと国鉄バスのいすゞナロー車BA05Nが連なって置いてあります。
こうしてみると、宇和島自動車の中型車より国鉄バスのナロー車の方が大きく見えますが、実際はナロー車の方が車幅、車長とも小さいはずです。国鉄バスのナロー車は、狭隘路線用に地域によって好まれて導入されましたが、中型バスが普及するに伴い、それに取って代わられました。
廃車体
撮影:徳島県(2013.3.2)
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛媛県 2022.10.8)
JR四国 いすゞBU04(1979年式)
いすゞシャーシに日野ボディという国鉄バス独特の組み合わせ。前の方にある窓柱がサブエンジン冷房車を物語ります。
車番は531-9429です。前中折り戸の一般路線車。
廃車体(愛媛22か514)
撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛媛県 2022.10.8)
国鉄バス 三菱MM104H(1975年式)
三菱の中ドアツーマン車。メトロ窓は、この車種の標準仕様。
車番は434-5005です。
廃車体(愛媛22か717)
撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛媛県 2022.10.8)
国鉄バス 三菱MK103H(1976年式)
上の車両とよく似ていますが、フェンダの形状から分かるように、こちらはちょっと小さい中型バス。それでも、メトロ窓のツーマンバスという点は、共通です。
車番は334-6001、国鉄バスでは最後まで残ったツーマンバス。
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(徳島県 2018.5.4)
国鉄バス いすゞBU20EP(1971年式)
撮影:畦道ノスタルヂィ様(徳島県 2018.5.4)
前面は塗りつぶされ、屋根には何か乗っていますが、側面には国鉄の高速バスカラーが見える廃車体。
国鉄バスの富士重工は、いすゞ、日産ディーゼル、三菱がありますが、四国にはいすゞ車が多かったことから型式を推定しています。年式も推定です。