バス廃車体全国版

長野県7(信南交通)

長野県にある信南交通の廃車体です。
信南交通は飯田市に本社を置き、伊那バスエリアより南側の下伊那と呼ばれる地区を営業エリアとしています。
最近では、高速バス中心の営業展開で、三菱車が主体となりましたが、過去には日野車率の高い会社でした。センターアンダーフロアエンジン車の存在でも有名です。

廃車体
BK32

撮影:畦道ノスタルヂィ様(長野県 2022.11.12)

信南交通 日野BK32(1959年式)
BK32

撮影:畦道ノスタルヂィ様(長野県 2022.11.12)

日野ブルーリボンの廃車体には、金産ボディの残存率が高いのですが、これは少数派の帝国ボディ。前面窓の四隅のRが大きいのが特徴。
民家の庭先に残されていましたが、ネットオークションに出品された末、解体業者に売却されたそうです。
(2022年12月に撤去)

廃車体
RB10

撮影:長野県(2018.7.10)

信南交通 日野RB10

金産ボディの前ドア車。オレンジ色の標識灯や方向幕脇のスピーカーから、貸切車であったと思われます。側面中央部に独立した窓が一つありますが、将来の中ドア増設を想定した「中扉枠」です。
バンパーにはバスのりばの看板が挟まれています。
(情報提供:ポンコツ屋赤木様)

廃車体
MM104H

撮影:長野県(2019.5.3)

信南交通 三菱MM104H

緑色に塗られたファンシーな廃車体ですが、前後ドアの路線バスなので、場所柄信南交通だと思います。
正面から見ると平べったい感じですが、中型バスと共通のボディスタイルでありながら、通常の大型バスの幅を持つMMの初期車は、こんな感じです。
後面のおでこが丸く、メトロ窓なのは、1974〜76年式の特徴。

廃車体
RL320

撮影:長野県(2019.5.3)

信南交通 日野RL320(1977年式)

高台に置かれた中型バスの廃車体。ウィンカーが割れているのは残念ですが、それ以外は破損も少なく、現役時代を思い出させる「後乗り あと払い」のプレートも残されています。
休憩所か何かで使用中のようで、前ドアの所には踏み台も設置されています。
(情報提供:ポンコツ屋赤木様)

廃車体
B360

撮影:長野県(2019.5.3)

信南交通 三菱B360(1975年式)
B360

撮影:長野県(2019.5.3)

マイクロバスの廃車体か・・・と期待を裏切られたのですが、よくよく見てみると、路線バスであったようなおでこの方向幕。でも周辺自治体のバスではないか、と思いつつも、どことなく信南交通に似た塗り分けです。山間部の狭隘路線をワンマン化するため、1970年代の信州では数多く見られた初期の小型路線バスです。
本来、上部と窓下のラインが朱色、裾のラインがブルーのはずですが、明るいブルーのラインが上塗りされています。
畦道ノスタルヂィ様によると、車体に根羽村の文字とスクールバスマークの痕跡があったとのことなので、信南交通から根羽村に払い下げられた車両のようです。
(情報提供:ポンコツ屋赤木様)

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