バス廃車体全国版
北海道(道東)1(十勝バス)
十勝バスは帯広市に本社を置くバス会社で、黄色地のブルーリボンカラーで知られます。現在も黄色を継承しており、路線バスはほぼ黄色1色になっています。1971年に合併した道東バスは赤色を地色にしたブルーリボンカラーで、かつてはこの2種類のカラーが存在したようです。廃車体
撮影:北海道(2018.7.23)
十勝バス 三菱AR470
撮影:北海道(2018.7.23)
道東バスカラーのツーマン車。リアウィンドウに「空気バネバス」の文字が貼られています。
後面は2枚ガラスですが、正面は連続窓なので、1963〜64年式。
真夏なので、草むらに分け入って撮影しました。こんな場所で財布とか携帯電話とかを落としたら、まず見つからないだろうと思います。
廃車体
撮影:釧オロ様(北海道 2022.10.25)
十勝バス 三菱MR420(1967年式)
撮影者によると、道東バスから十勝バスに引き継がれた帯広市内線ワンマン仕様車5台のうちの1台。道東バスでは市内線にも切り抜き文字の愛称をつけており、「北斗1〜5号」があった中で、これは「北斗4号」。
この廃車体、2021年に私も遠目で撮影し、北海道拓殖バスのページに掲載していましたが、後部方向幕があることで釧オロ様が疑問に持ち、この日、確認に行っていただきました。
廃車体
撮影:釧オロ様(北海道 2021.8)
十勝バス 三菱MAR470
元道東バスの愛称「からまつ」。腰板中央に愛称の切り文字が残りますが、塗替えの際に塗りつぶされています。
側窓には「空気ばねバス」の文字が貼られているのも、道東バスの特徴でしょうか。
現在は、町内会の集会所になっているそうです。
廃車体
撮影:北海道(2021.6.5)
十勝バス 日野RB10
帝国ボディの路線バス。非常口の窓が固定式なのは、寒冷地仕様。
廃車体(帯22あ346)
撮影:釧オロ様(北海道 2016.10)
十勝バス 日野RB10P(1966年式)
天窓付の貸切車で、一旦路線バスに格下げされた後、1986年にワインの産地・池田町の観光周遊バス「ブルーグラス号」として再起を図った有名な車両。
残念ながら「ブルーグラス号」としての活躍期間は長くなかったようですが、当時のカラーデザインのまま、静かに佇んでいました。天窓も屋根で守られているようです。
廃車体
撮影:北海道(2021.6.5)
十勝バス 日野RB120
金産ボディの長めのワンマンバス。前ドア次位の窓に側面方向幕がついています。
廃車体
撮影:北海道(2021.6.5)
十勝バス 日野RE140(1969年式)
金産ボディの長尺のワンマンバス。
やはり側面の方向幕は前ドア次位にあります。前面の表示は「中のり前おり」ですが、登場時には前乗りだったのかも知れません。
廃車体
撮影:北海道(2021.6.5)
十勝バス 日野RE140
長尺のワンマンバス。
後面の窓ガラスは落ちてしまっています。
廃車体
撮影:北海道(2016.6.12)
十勝バス 日野RE140
日野ブルーリボンのカタログカラーを黄色地にアレンジした独特のカラーの十勝バス。イメージカラーの黄色は現在でも踏襲されています。
やはり北海道には長尺車が多かったのが分かります。
廃車体 十勝バス 日野RE140
撮影:帯広市(2016.6.12)
恐らく同じタイプと思われるバス2台が、お互いに背を向けた状態で、鈑金工場の裏に置いてありました。黄色い十勝バスの長尺車です。
サッシ窓の日野ボディなので、1976〜77年式あたり。
廃車体
撮影:北海道(2021.6.5)
十勝バス 日野RE121(1979年式)
廃車体としては新し目なサッシ車。前中引き戸のワンマンバスです。
廃車体
撮影:釧オロ様(北海道 2016.10)
十勝バス 日野RC320
十勝バスが北海道中央バスから譲受した長尺車。
黄色ベースは変わりませんが、オレンジ色のグラデーションと「TOKACHI BUS」のローマ字を入れた1980年代の新塗装をまとうのが、譲受車の証し。