バス廃車体全国版

北海道(全域)1(国鉄バス)

北海道にある国鉄バス、またはJRバスの廃車体です。
北海道の国鉄バスは、札幌の都市圏輸送を中心に、道北の深名線、道東の日勝線などの過疎地区でも路線展開していました。
1987年の国鉄分割民営化によりJR北海道のバス部門となり、2000年にはバス部門を分離の上、JR北海道バスとなっています。

廃車体
RB10

撮影:旅男K様(喜茂別村 2005.9.24)

日本国有鉄道 日野RB10

中ドアツーマンのRB10。中ドア車でありながら、幹線系のバスに施されていたJNRマークがついています。

廃車体
RC300

撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.6)

日本国有鉄道 日野RC300(1970年式)

オーバル型ライトが残る国鉄バス。中ドア折り戸のツーマン車です。
車番は537-0017

廃車体
RC320

撮影:北海道(2021.6.5)

日本国有鉄道 日野RC320(1971年式)

長尺、高出力で前中折り戸のワンマン車。
車番は527-1022です。

廃車体
BU20

撮影:旅男K様(札幌市 2005.9.25)

日本国有鉄道 いすゞBU20

岩手県はじめ東北地方にも多数転じてきていた中ドア引き戸の長尺車。もちろん北海道に残ってそのまま廃車になった車両も多数(と言うよりこちらのほうが多い)ありました。
この廃車体は「国鉄」の文字を消した跡が残っていますので、国鉄バス時代に廃車になったものでしょうか。系統幕には「特急」の表示が出ています。
(kuri様によると、この廃車体は撤去済み)
(注1)

廃車体
RC300

撮影:北海道(2016.6.12)

日本国有鉄道 日野RC300

国鉄バスの廃車体。前中引き戸のワンマンカーで、国鉄の文字を消した後はありますが、JRの文字痕は見当たりません。国鉄時代に廃車になったのでしょうか。
これと同じタイプは、北海道から岩手県に移動してきた車両もあり、ちょっと馴染みがあります。

廃車体
RC320

撮影:北海道(2023.6.9)

日本国有鉄道 日野RC320(1977年式)

札幌市近郊で使われていたと思しき長尺のワンマンバス。
前面方向幕には系統幕が併設、側面方向幕は車掌台下の腰板にあります。そんな特徴から、年式を推察しています。

廃車体
MP118N

撮影:北海道(2016.6.12)

ジェイアール北海道 三菱P-MP118N(1984年式)

ジェイアールバスカラーが見えたので、近づいてみましたが、このアングルが限界でした。
JR北海道が神奈川中央交通から譲受したもの。幅広の方向幕が特徴です。

廃車体
HT226AA

撮影:旅男K様(北海道(2005.9.25)

JR北海道 日野P-HT226AA(1984年式)

スケルトンバスの廃車体。国鉄時代に札幌地区に投入された長尺車で、方向幕が大型化されるなど、近代的になっています。
気ままな博物館によると撤去済み)

廃車体
P-HT226AA

撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.8)

JR北海道 日野P-HT226AA(1985年式)
P-HT226AA

撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.8)

国鉄バス時代に購入した長尺のワンマンバス。前面と側面の方向幕が大型になり、民間のバス事業者に負けない外観になっています。
民営化後にJR北海道のカラーにアレンジされ、前面方向幕周りが黒くなるなど、表情も変わりました。
車番は527-5080

注意事項
本ページは、「廃車体は文化遺産である」という趣旨によって作成しております。当サイトを訪れる方は、この趣旨を御理解いただける方だと思いますが,万が一,本ページの悪用による廃車体への損傷等があった場合は,本ページ及び関連する事項は即刻削除いたします。
(注1)
kuri様によると、この廃車体は521-8003で、厚別営業所の所属で「札22あ2292」の登録番号を持っていました。ただし、新製時に十和田湖で使用されたのか「青22か1607」という登録ナンバーを持っていたこともあるそうです。
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80s岩手県のバス“その頃”