バス廃車体全国版

北海道(道北)4(その他バス事業者)

北は稚内から、南は旭川、富良野などに至る地域を道北と呼びますが、その中のバス事業者の廃車体のうち、少数のものをまとめます。


宗谷バス
廃車体
宗谷バス

撮影:北海道(2024.6.7)

宗谷バス 日野RE100

幅広の前ドアをもつ日野車で1975〜77年式ですが、NO.384という車番が年式と合わないので、中古車です。側面方向幕がなく、出口表示が紺色地なのは東急バスの特徴ということで、当時の親会社だった東急バスからの譲受車と思われます。
「緑6−大黒3−汐見5」と方向幕が残ります。

廃車体
宗谷バス

撮影:北海道(2024.6.7)

宗谷バス 日野RL320

中型バスで前中引き戸。No.350という車番が見えます。

沿岸バス
廃車体
沿岸バス

撮影:北海道(2024.6.7)

沿岸バス 日野RC300P

道北の日本海側にある羽幌町に本社を置く沿岸バスは、前ドアでメトロ窓の路線車を主体にしていました。前後のスタイルは路線タイプです。

廃車体
沿岸バス

撮影:北海道(2024.6.7)

沿岸バス 日野RC300P

こちらは前後とも観光タイプの廃車体。度重なる積雪の重みで、崩壊が始まっています。北海道には、バス廃車体だけでなく、建物などにも、このようにつぶれてしまったものが数多く見られます。
型式は推定。

名士バス
廃車体
名士バス

撮影:北海道(2024.4.26)

名士バス 日野RC301P

名寄市に本社を置く名士バスの観光バス。観光バスタイプですが、「乗合」の文字があります。

廃車体
名士バス

撮影:北海道(2024.6.8)

名士バス 日野RV730P

オレンジ色のカラーデザインは、スケルトンバスが導入された後、そのカタログカラーを採用したもの。

その他
廃車体
宮本バス

撮影:北海道(2024.4.26)

宮本バス いすゞBU10EP(1969年式)
宮本バス

撮影:北海道(2024.4.26)

これぞ北海道というような眺めのいい場所に、前面ガラスの割れた観光バスの廃車体がありました。
後面の方向幕の位置にスピーカーを挟んで「宮本バス」の名前があり、調べたら美瑛町にある貸切バス会社でした。ふそうの中型バスのカタログカラーとよく似ています。
車内の表示から、元は群馬県の東毛旅客自動車の車両だったことも分かりました。

廃車体
光交通

撮影:北海道(2024.4.26)

光交通 三菱P-MS725S

小田急カラーのエアロバスで、美瑛町にある光交通の所属だった車両。
Webで見ていたより、部品取りが進んでおり、側面パネルやバンパー、マスクなどがない骨組みだけの状態になっていました。
北海道には、小田急カラーに近いてんてつバスという会社もありましたが、おでこの赤ラインの太さはそちらではなく本家小田急バスと同じです。

注意事項
本ページは、「廃車体は文化遺産である」という趣旨によって作成しております。当サイトを訪れる方は、この趣旨を御理解いただける方だと思いますが,万が一,本ページの悪用による廃車体への損傷等があった場合は,本ページ及び関連する事項は即刻削除いたします。
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80s岩手県のバス“その頃”