バス廃車体全国版

愛知県3(豊橋鉄道)

豊橋鉄道の廃車体です。
豊橋鉄道は、豊橋市に本社を置き、鉄道線、軌道線とともにバスを運営する事業者で、名鉄グループです。
2007年にバス事業を豊鉄バスとして分社しています。
愛知県内のほか、一部隣接県のものもあります。

廃車体
DR15

撮影:愛知県(2018.9.28)

豊橋鉄道 トヨタDR15
DR15

撮影:愛知県(2018.9.28)

農薬から守るためなのか、車両を大切にしているからなのか、半透明のシートでくるまれた富士重工製ボディ。事前に聞いていたのでトヨタだと分かりましたが、前知識なく見ると、いすゞだと思ってしまうかもしれません。
中ドアしかないツーマン車です。
特徴ある4灯の前照灯はよく見えません。後面の通気孔が左側にあるので、1967年式以降。ボディスタイルは1971年式までです。
(情報提供:Kj様)
(畦道ノスタルヂィ様によると、2024年5月時点で撤去済み)

廃車体
MAR470

撮影:愛知県(2018.9.28)

豊橋鉄道 三菱MAR470
MAR470

撮影:愛知県(2018.9.28)

メトロ窓ですが中ドアしかないツーマン車。前輪の後ろに通気孔が見えるので冷房車です。後面には方向幕もありますので、元々の路線バス。ということは、利用者数が多い観光路線に使用されていた豪華路線バスだったと推察できます。
前照灯が4灯でリアスタイルが丸い呉羽ボディのMRは1966〜67年式。車番は853です。型式は推定。
(情報提供:Kj様)

廃車体
B805L

撮影:豊橋市(2018.9.28) 

豊橋鉄道 三菱B805L(1969年式)

豊橋鉄道には相当数が存在したと思われる三菱のエアサス・高出力車B805Lの廃車体。この個体は、それなりに有名な車両。
下の958と比べると、後面のエンジン通気孔の幅が若干広く、屋根上にダクトがあることから、1年古い1969年式と推定しました。
車番は920です。
(2022年1月に撤去を確認)

廃車体
B805L

撮影:愛知県(2018.9.28) 

豊橋鉄道 三菱B805L(1970年式)

やたら綺麗な廃車体ですが、愛好家の手で再塗装されたと聞きます。末永く保存していただければと思います。
車番は958です。
(情報提供:Kj様)

廃車体
B805L

撮影:愛知県(2018.9.28) 

豊橋鉄道 三菱B805L

違う色に塗られた廃車体ですが、前中引き戸で前面窓の上に日よけのある豊鉄仕様なので、豊橋鉄道からどこかへ転用された後の廃車体と推定。後のおでこにスピーカーのようなものが増設されていますが、何でしょう。
(情報提供:Kj様)
(高橋様によると、前面方向幕に「移動販売車」の文字があり、系統幕部分がスピーカーのように改造されています)

廃車体
B805M

撮影:愛知県(2018.9.28) 

豊橋鉄道 三菱B805M(1971年式)

この写真で見ると、標準尺のB805Lに見えますが、実は後面が窓1個分切り取られていて、本当は長尺車です。破壊されている後ろ姿は、居たたまれなくて撮りませんでした。
車番は977です。
(情報提供:Kj様)

廃車体
B805M

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2016.4.18) 

豊橋鉄道 三菱B805M(1971年式)

豊橋鉄道の長尺車。多分おでこは丸形。
車番は986です。

廃車体(三河22う325)
MR450

撮影:愛知県(2018.9.28)

豊橋鉄道 三菱MR450(1975年式)
MR450

撮影:愛知県(2018.9.28)

名鉄カラーの三菱ボディ。長尺車の選択は相変わらずですが、ボディメーカーやカラーデザインでは、親会社の名鉄の影響が強かった時代のようです。
車番は682です。
(情報提供:Kj様)

廃車体
MP117M

撮影:愛知県(2022.8.16) 

豊橋鉄道 三菱MP117M

丸い3連テールランプという名鉄グループらしい特徴を持つ三菱MP
畑の温室の横で、茶色く塗り替えられて佇んでいました。

廃車体
MP117N

撮影:Kj様(愛知県 2014.12.22) 

豊橋鉄道 三菱MP117N(1979年式)

豊橋鉄道の廃車体。名鉄カラーの長尺車で、冷房はないようです。
車番は815。年式は推定です。

廃車体
B806N

撮影:Kj様(豊橋市 2017.5.5)

豊橋鉄道 三菱B806N
B806N

撮影:Kj様(豊橋市 2017.5.5)

豊橋鉄道の貸切バスの廃車体。車号の915が見えます。100の位が年式の和暦下1桁だとすると、1974(昭和49)年式ということになります。ただし、前輪のフェンダに枠は見えません。呉羽ボディの観光タイプは、1974年にメトロ窓の上下寸法が拡大されていますので、マイナーチェンジ直前の車両ということでしょうか。
車番の隣には「貸切」の文字もあり、貸切バスのまま一生を終えた車両のようです。
型式は推定ですが、後面に「B8」のプレートがあります。
(畦道ノスタルヂィ様によると、2022年6月時点で撤去済み)

廃車体
MK116J

撮影:静岡県(2019.12.31)

豊橋鉄道 三菱K-MK116J
MK116J

撮影:静岡県(2019.12.31)

路線バスのスケルトン化初期の中型バスで、前面は大型方向幕になっていますが、まだ冷房はありません。テールランプは丸形の3連式で、名鉄グループらしい仕様です。
側面にはイラストやロゴマークが見えますので、全面広告バスのまま廃車になったのだと思われます。

廃車体
MAR420

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2022.4.9)

豊川観光自動車 三菱MAR420

豊橋鉄道のグループ会社ということでここでまとめます。
採石場の跡地のような所に放置されているという観光バス。
名鉄カラーのようで、側面にNO437という車番が見えます。こういう車番をつけるのが豊川観光の特徴です。

廃車体
B907N

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2016.8.28)

豊川観光自動車 三菱B907N(1973年式)
B907N

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2016.8.28)

東海道線から見える廃車体として知られており、前ドアに名鉄カラーが見えるものの、所属は豊川観光バスだったそうです。
呉羽ボディの独特の丸みが特徴ですが、前面にはいわゆる「東名グリル」がついていて、高速バスのような顔つきになっています。
なお、豊川観光バスの貸切事業は、2002年に豊橋鉄道の貸切などとともに豊鉄観光バスに統合されています。

注意事項
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