バス廃車体全国版

愛知県2(名古屋市交通局)

愛知県内にある名古屋市交通局の廃車体です。
一部に隣接県のものもあります。

廃車体
RB10

撮影:Kj様(愛知県 2022.3.11)

名古屋市交通局 日野RB10
RB10

撮影:Kj様(愛知県 2022.3.11)

藪の中にあるワンツーマン兼用車。
車番は2HR109。車番の2はワンツーマン兼用車を、Hは日野を、Rはリアエンジンバスを表すそうです。

廃車体(愛2あ2894)
R470

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2021.10.9) 

名古屋市交通局 三菱R470(1962年式)

前面窓の縦寸法が小さい三菱ボディ。後面窓は2枚ガラスです。車内のロングシートも健在とのこと。
三菱のこのタイプの前照灯は、霧灯とセットで凸状になっているのが普通ですが、この車両はボディと面一で、かつ霧灯の位置が外側にあります。
車番はFR88

廃車体
MR470

撮影:S-507様(愛知県 2014.5.25) 

名古屋市交通局 三菱MR470

名古屋市交通局の三菱ボディ廃車体。1964〜67年の間のボディスタイルですが、ヘッドライト4灯なので1966〜67年式。おでこの丸いこのスタイルは、正面窓の彫が深いのがよく分かります。
側面が見えませんが、似たような他の廃車体と同じ型式の前中引き戸だと思われます。この時期の名古屋市では、ワンツーマン車としてこのタイプの車両を導入し、当初は車掌乗務で使用していました。(注1)
(Kj様によると、2020年7月現在、撤去済み)

廃車体
MR470

撮影:S-507様(愛知県 2014.5.25) 

名古屋市交通局 三菱MR470

上の写真で左端の方に側面が見える廃車体がこちら。建物と一体化しているようです。
上の写真で前ドアの次位に2枚のバス窓があり、その次に戸袋があるのが見えますので、前中引き戸車であることが分かります。
赤帯のワンマンカ―塗装ではありませんが、最終的にはワンマンカーとしても使用されたようで、正面下部には「ワンマン」の表示板差しがあります。
(Kj様によると、2020年7月現在、撤去済み)

廃車体
MR470

撮影:S-507様(愛知県 2014.5.25) 

名古屋市交通局 三菱MR470

同じ地域に同じ車両の廃車体がまとまって存在するということは、よく経験することですが、これもその例に漏れず、同型車。
この写真を見ると、窓の数から長さが分かりますので、型式はMR470でまず間違いないでしょう。
(Kj様によると、2020年7月現在、撤去済み)

廃車体
MR470

撮影:Kj様(愛知県 2015.1.9) 

名古屋市交通局 三菱MR470
MR470

撮影:Kj様(長久手市 2015.1.9) 

同形車と思われる廃車体が同じ地域にまとまって存在するというのも面白い話です。
前中引き戸、前照灯4灯という点でも、他の3両と同型と思われますが、塗装の退色はこちらが一番進んでいるようです。
(Kj様によると、2020年7月現在、撤去済み)

廃車体
BR20

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2022.2.5)

名古屋市交通局 いすゞBR20

富士重工ボディで、前中引き戸のワンツーマン車のようです。
撮影者がいすゞのエンブレムを確認しているほか、屋根上のダクトの位置からいすゞ車であることが判別できます。
車番は、2SR125と読めるとのこと。

廃車体
名古屋市営バス

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2019.2.11)

名古屋市交通局 日野RE100

帝国ボディの日野前後ドア車で、ある程度の期間作られていた車両です。前面に日野ウィングマークを外した跡が見えます。まだメーカーエンブレムをつけていた時代の車両。

廃車体
RE100

撮影:S-507様(愛知県 2014.1.11) 

名古屋市交通局 日野RE100(1972年式)

銀色に塗られた金産ボディの廃車体。
後ろのほうに寄った非常口やその窓の形が特徴の金産ボディですが、フロントガラスを通して特徴ある前ドアの窓も見えます。前ドア次位は方向幕のある引き違い窓です。
どうやら前後ドアのワンマンカーのようです。正面窓下のフックには「ワンマンカー」という看板を下げていました。

廃車体
名古屋市営バス

撮影:愛知県(2018.9.28) 

所有車には大事にしてもらっているようで、緑とクリーム色の昭和50年代カラーに塗り替えられました。

廃車体(名古屋2う2352)
MR410

撮影:畦道ノスタルジィ様(愛知県 2020.6.21) 

名古屋市交通局 三菱MR410(1970年式)

採石場の跡地だという場所にある名古屋市交通局のワンマンカー。前後扉で、前面にワンマンカーを示す行灯が取り付けられています。
車番は、ワFR-88です。

廃車体
名古屋市営バス

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2020.5.2)

名古屋市交通局 三菱MR410
名古屋市営バス

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2020.5.2)

名古屋市営バスの三菱車。後面のエンジン通気孔が3個あるので、1973年式以前。

廃車体
MR410

撮影:畦道ノスタルジィ様(愛知県 2020.5.30) 

名古屋市交通局 三菱MR410(1974年式)

こちらは、後ろドアが引き戸になった前後ドア車。この時期までは、側面の方向幕は、前から2番目の窓にあったようです。恐らく、運転席からの左方確認のためだと思われます。
後面のエンジン通気孔の数が減ったのは1974年からで、翌1975年には三菱ボディはサッシ窓標準になっているので、1974年式と思われます。

廃車体
4R95

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2022.2.5)

名古屋市交通局 日産デ4R95
4R95

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2022.2.5)

前後引き戸のワンマンカーで、車番はワNR78
富士重工3Eボディですが、前輪フェンダ形状が旧形のままなので、1972〜73年式の初期車。さらに側面最後部のエンジン通気孔が大型なので、Uシリーズではなく、2サイクルエンジンの4Rであることが分かります。

廃車体
U20H

撮影:Kj様(愛知県 2018.4.1) 

名古屋市交通局 日産デU20H

旧カラーの名古屋市営バス。
前後ドアですが、前乗り後ろ降りだったため、前ドア脇に方向幕があります。
1973〜74年式。

廃車体
BU04

撮影:Kj様(愛知県 2017.9.3) 

名古屋市交通局 いすゞBU04

喫茶店の倉庫になっているという元名古屋市交通局の前後ドア車。富士重工ボディで前面は視野拡大窓。1970年代中頃の年式だと思います。
白地に青赤の差し色ですが、これそのものも店舗として使われたようなデザインです。
正面窓下のISUZUのバッジがロゴタイプの独特のものになっています。

廃車体
U20H

撮影:Kj様(三重県 2015.12.25)

名古屋市交通局 日産デU20H(1974年式)
U20H

撮影:Kj様(三重県 2015.12.25)

三重県で住居として使われているという前中ドア車の廃車体。車番は2NR2
前面は視野拡大窓、後面には「バス優先」看板が付きます。

廃車体
U20H

撮影:Kj様(瀬戸市 2014.11.14) 

名古屋市交通局 日産デU20H(1975年式)
U20H

撮影:Kj様(瀬戸市 2014.11.14) 

昭和50年代カラーに塗られた車両の廃車体。車番のワNR-131が残っています。
この時期の名古屋市営バスは、前後ドアで前乗り後ろ降り。富士重工製ボディでは、前面に視野拡大窓を採用しています。
(撮影者によると、2021年5月現在、撤去済み)

廃車体
U35H

撮影:Kj様(愛知県 2018.4.1)

名古屋市交通局 日産デU35H(1979年式)
U35H

撮影:Kj様(愛知県 2018.4.1)

土建屋さんの敷地内にある名古屋市営バスの廃車体。前中ドア車のようです。
冷房車で、当所は緑色とクリームの旧カラーでしたが、塗り替えられています。ホイールベース間には、アートなベタ書き広告があります。
車番はN-25

廃車体
MP107K

撮影:Kj様(みよし市 2015.12.3) 

名古屋市交通局 三菱MP107K(1979年式)
MP107K

撮影:Kj様(みよし市 2015.12.3) 

1989年の世界デザイン博のラッピングやステッカーの残る廃車体。
リアには、短期間に終わったMをデザインした三菱のマークがついています。右の方には、四角い「バス優先」の電光表示器もあります。
車番はF-51です。年式は推定。
(撮影者によると、2018年4月に解体)

廃車体
MP107K

撮影:ぽんたか様(豊田市 2015.4.11) 

名古屋市交通局 三菱K-MP107K(1981年式)

大型方向幕を導入した名古屋市交通局の三菱車。車番はF-99とのことです。
前中引き戸の標準的な仕様ですが、ドア側には落書きが始まっていますので、こちら側の画像だけをお見せします。
(Kj様によると2018年3月現在撤去済み)

廃車体
RC381

撮影:長野県(2018.7.10)

名古屋市交通局 日野K-RC381(1981年式)

果樹園の中に置かれた廃車体。
直結冷房車のため、高出力車が選択されています。車番はH-170です。
1992年12月までの車検標章が残っていますので、約10年で廃車になったということになります。

廃車体
CJM470

撮影:愛知県(2019.12.31)

名古屋市交通局 いすゞK-CJM470(1983年式)
CJM470

撮影:愛知県(2019.12.31)

いすゞの2ドア車で、非常に状態のいい廃車体です。道路を走っていると、路線バスが折り返し所に停車しているかのように見えました。
車番がC-7ですので、貸切兼用車。もっとも、車内が見えませんので、座席などがどのようになっているのかは分かりません。
(情報提供:Kj様)

廃車体(名古屋200か636)
名古屋市営バス

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2023.7.9)

名古屋市交通局 日産デKL-UA272KAM改(2002年式)

2002年に基幹バスに10両が投入されたCNGノンステップバスで、富士重工の新7Eボディの屋根上に大きなガスボンベカバーを載せているのが特徴。
2016年に廃車となったそうですが、こんな形でその姿を見ることが出来ました。
車番はNKN-4

注意事項
本ページは、「廃車体は文化遺産である」という趣旨によって作成しております。当サイトを訪れる方は、この趣旨を御理解いただける方だと思いますが,万が一,本ページの悪用による廃車体への損傷等があった場合は,本ページ及び関連する事項は即刻削除いたします。
(注1) ぼんたか様(掲示板2014.6.28)によると、ワンマンカーの塗装は赤帯のため、この車両はワンマンカーではないとのこと。
(注2) 満田新一郎(2006)「昭和40年代バス浪漫時代」(P.79)によると、名古屋市交通局では、1962年から人手不足による無車掌運行可能なワンツーマンカ―を導入、ワンマン専用車は1968年からの導入とのこと。
ページ上部へ戻る
メニュー

80s岩手県のバス“その頃”