80年代のバス・・・そのあと

国鉄バス

国鉄バスまたはJRバスのその後です。
JRバス東北も、意外に多くの譲渡車を出していました。

自家用
RR172BA

撮影:左党89号様(むつ市 2012.7.1)

プラザホテル 日野P-RR172BA(1988年式)

JR東日本の時代に10両が導入された乗合・貸切兼用の中型車。多用途で使用できる合理性は国鉄時代を引き継いでいますが、グレードは上昇基調にあるように思えます。
青森県のホテルの送迎バスとして、国鉄バスカラーの面影を残したまま活躍中です。
撮影者によると、角田営業所に新製配置された347-7909と推定されるそうです。

JRバス時代
RR172BA

撮影:左党89号様(角田営業所 1989.11.19)

JRバス東北 日野P-RR172BA(1988年式)

新製間もない頃の347-7909の画像もありました。正面には動輪マークが光っています。
観光ボディながら直結冷房の突起が前部にあるスタイルは個性的です。

岩手22か655
RR172BA

撮影:左党89号様(紫波町 2004.7.4)

ファミリー観光 日野P-RR172BA(1988年式)

こちらも同形車で、岩手県内の貸切バス事業者へ譲渡されています。
撮影者によると、遠野営業所で定期観光などに使われていた347-7904と推定されるそうです。
側面方向幕の痕跡はそのままです。

宮城200か107
RJ170BA

撮影:左党89号様(角田営業所 2001.3.19)

宮交仙南バス 日野P-RJ170BA(1988年式)

JRバスの角田営業所が廃止になり宮交仙南バスに移管された際、一緒に移籍した車両です。
JR東日本時代に入った車両で、正面の小型方向幕や側面腰板の方向幕など、国鉄バスの雰囲気を残します。短尺中型車なので、2型に分類されます。JR時代の車号は237-7403(宮城22か5048)
国鉄バスの青を宮城交通の赤に変えると言う発想には脱帽です。こんなデザインのバスは広島県のおおさきバスにもありました。

宮城200か108
RJ172BA

撮影:左党89号様(角田営業所 2001.3.19)

宮交仙南バス 日野P-RJ172BA(1988年式)

やはりJRバスの角田営業所とともに宮交仙南バスに移籍した車両です。
こちらは中型車としては標準的な尺なので3型。JR時代の車号は337-7427(宮城22か6178)だそうです。
隣の宮交カラーと比べると、同じ赤ではなく、朱色がかっているように見えます。

自家用
LV719R

撮影:左党89号様(遠野市 2007.3.25)

自家用 いすゞP-LV719R(1988年式)

JRバスが初期に増備したスィングドアの貸切車。
遠野営業所が2004年3月に閉鎖された際、譲渡された車両のうちの1両。遠野市内のドライブインの自家用バスになりましたが、カラーはそのままです。ライト周りの白は譲渡後の塗り替えでしょうか。
撮影者によると、JR時代の車番は641-7990641-7992のどちらかとのこと。もう1両は別の貸切会社で現役だそうです。

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80s岩手県のバス“その頃”