その後の廃車体
岩手県交通4(元花巻電鉄)
ここでは、2000年代に残る岩手県交通の廃車体のうち、元花巻電鉄の車両を掲載します。花巻電鉄は1971年に岩手中央バスに合併されており、岩手中央バスを経て岩手県交通に変わっています。廃車体(岩2く5043)
撮影:都南村民様(花巻市 2007.7.8)
岩手県交通 三菱MAR490(1965年式)
元花巻電鉄の車両で、リア窓下に菜園川徳の広告が残っており、最後は盛岡地区で使用されていたことが分かります。
この廃車体、1991年に53様撮影の画像を掲載していますが、2000年代撮影のものはこれが初めて。しかし、ストリートビューによると2013年8月時点で撤去されています。
廃車体
撮影:53様(岩手県 2006.8.18)
花巻電鉄 三菱R270
撮影:53様(岩手県 2006.8.18)
花巻電鉄の三菱車で、1950年代の呉羽ボディを持つ車両です。
この車両、1990年に53様が、1992年にfarewell song様が撮影した写真をお寄せいただいていましたが、2006年に現存していました。その後の調査で呉羽ボディであることは確定しましたが、型式については推定のままです。
今回の写真では屋根の様子がよく分かります。また、ウィンカーは腕木式です。
(注1)
廃車体(岩2く5056)
撮影:一関市民様(花巻市 2003.12.6)
岩手県交通 いすゞBA30(1969年式)
撮影:一関市民様(花巻市 2003.12.6)
花巻電鉄から岩手中央バスに移籍し,岩手中央バスカラーに塗り替えられた車両。北村製作所のボディを持つツーマン車です。
撮影者が,この車両の所有者の許可の下で観察した結果,現役時代の登録番号は「岩2く5056」であることが分かりました。また,車内の座席は緑色のモケットになっています。