その後の廃車体
国鉄バス1(日野車)
国鉄バスは東北地方に幅広く分布していますが、ここでは岩手県にあるものを取り上げます。まずは日野車です。東北自動車部には、いすゞ車と日野車がバランスよく配置されていました。
廃車体
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撮影:長谷川竜様(岩手県 2013.11.2)
日本国有鉄道 日野RB10(1964年式)
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撮影:海さん様(岩手県 2005.8.14)
旧塗装の国鉄バスです。中ドア折り戸のツーマン車。正面には系統幕もつきます。下の廃車体とはほぼ同型と思われます。
ドア側の写真の撮影者より、車番は527-4103と読み取れると報告がありました。
廃車体
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撮影:岩手県 (2020.10.3)
日本国有鉄道 日野RB10(1967年式)
国鉄バスの旧塗装車の廃車体です。車番は527-7022。
この時期のワンマンカーの仕様として、前面の方向幕に系統幕併設、後面に方向幕付、そして、中ドアは引き戸です。
(岩手人様の、2002年10月撮影の画像を差し替えました)
廃車体
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撮影:左党89号様(一戸町 2003.11.15)
日本国有鉄道 日野RB10
日野の旧塗装車の廃車体。中ドア車ということですが,系統幕付です。岩手県内の国鉄バスの廃車体には,どうも系統幕付が多く見られます。このあたりの年代の国鉄バスは,系統幕を標準装備していたようです。
(撮影者によると、2009年5月現在撤去済み)
廃車体
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撮影:左党89号様(岩手県 2004.5.5)
日本国有鉄道 日野RB10
かなり損傷がひどくなってはいますが,貴重な国鉄バスツーマン車の廃車体です。
この年式だと旧塗装で登場しているはずですが,旧塗装で廃車になった車両もあれば,塗り替えられた車両もあるようです。配置場所の違いでしょうか。
廃車体
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撮影:左党89号様(岩手県 2003.10.13)
日本国有鉄道 日野RB120
国鉄バスの旧塗装の廃車体です。ほとんど破損がなく,塗装も当時とあまり変わらないコンディションで残されているようです。
車両はRB10をロングサイズにしたRB120。しかし,ツーマンで中引き戸,系統幕付であるなどの特徴があります。
廃車体
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撮影:長谷川竜様(岩手県 2013.6.8)
日本国有鉄道 日野RE100P(1968年式)
前ドアの路線車ですが、JNRマークがつく中距離カラー。正面の方向幕に併設された系統幕や側面窓の方向幕は、この時期の国鉄バスの仕様のようです。
今は使われなくなった釣り堀で余生を送ります。
廃車体
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撮影:村民様(岩手県 2007.1)
日本国有鉄道 日野RE100P(1968年式)
中扉枠のある前ドア車です。カラーデザインもJNRマークが入る長距離用バージョン。
この車両で特に目に付くのは、オーバル型ライトです。多くの場合、オーバル型ライトは通常の4灯に改造されてしまったのですが、このように原形を残したまま廃車になった車両もあったのです。
廃車体(岩2く9606)
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撮影:幹アキいーろく様(岩手県 2024.11.3)
日本国有鉄道 日野RE100(1970年式)
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撮影:終点横川目様(岩手県 2007.11.25)
民家の敷地内で物置として使用されている国鉄バス。日野RE100で、前面系統幕、後面方向幕のあるワンマンカー。ドア側は見えませんが、中ドアは引き戸のはずです。
開閉窓のある非常口もこの時期の特徴。さらにオーバル型ライトのままで廃車になったようです。
登録番号は幹アキいーろく様の現車調査によります。また冷やしブルリ様によると、車番は537-0107とのこと。
廃車体
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撮影:長谷川竜様(岩手県 2013.5.25)
日本国有鉄道 日野RE100(1972年式)
高原の牧場に置かれた国鉄バスの廃車体。物置のようですが、窓が一つ開いているので、まだ現役の物置かもしれません。
車番は537-2004。前中折り戸の標準的な仕様です。
廃車体(岩22か1923)
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撮影:左党89号様(岩手県 2006.10.9)
日本国有鉄道 日野RC300(1975年式)
帝国ボディのバス窓車ですが、撮影者の調査による車番537-5027を元に調べてみたら、現役時代に北福岡(現二戸)に配属されていた前中引き戸の車両であることが分かりました。北海道からの転入車です。
廃車体
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撮影:左党89号様(普代村 2004.7.3)
東日本旅客鉄道 日野RE100(1975年式)
車体に「JR東日本」の表記がある廃車体。国鉄バスは1987年4月より一旦鉄道会社とともに5分割され、1年後の1988年4月に本州3社はバス事業を分離分割しました。そのため、JR東日本のバスというのは1年間しかなく、そのときに廃車になったバスが残っているというのも貴重です。
車番は537-5001です。現役時代は久慈営業所所属だったそうです。
(撮影者によると、2010年頃に撤去)
廃車体(岩22か759)
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撮影:長谷川竜様(岩手県 2014.5.24)
日本国有鉄道 日野RE100(1975年式)
山奥の知る人ぞ知る桜の名所にあるという国鉄バス廃車体。バスが走れるようには思えない道の先にあるとのこと。
前面ガラスは割れていますが、青い色は鮮やかすぎる鮮やかさで残ります。休憩所として持ち込まれたのでしょうか。
車番は537-5002です。現役時代は久慈営業所にあり、私も写真を撮っていました。岩22か759
廃車体(岩22か1446)
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撮影:キュービック様(岩手県 2009.6.3)
JRバス東北 日野RE100(1976年式)
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撮影:キュービック様(岩手県 2009.6.3)
いすゞBU10とともに2台が並んだ廃車体のうちの1両です。撮影者が車内を確認したところ、車番が537-6006であることが分かりました。
下の車両と同じ形の1976年式です。
廃車体
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撮影:キュービック様(岩手県 2009.6.3)
JRバス東北 日野RE100(1976年式)
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撮影:キュービック様(岩手県 2009.6.3)
バス窓のRE100で、1973〜76年式ですが、側面方向幕の位置から1976年式と推察します。
正面窓の中には「満員」札がぶら下がっています。岩泉地区のバス利用者が当時どのくらいだったかは分かりませんが、1970年代までのバスにはこの札がついているのをよく見ました。
リア窓には「バス優先にお願いします」というシールも貼られています。
(2005年に岩手県交通ファン様が撮影した画像を差し替えました)
廃車体
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撮影:キュービック様(岩手県 2009.6.17)
日本国有鉄道 日野RE100(1976年式)
岩手県内の国鉄バスには多く見られた1976年式のRE100。県北バスの廃車体と同じ場所にたたずんでいるそうです。
車番は537-6013です。
廃車体
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撮影:幹アキいーろく様(岩手県 2024.11.2)
日本国有鉄道 日野RE100(1976年式)
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撮影:岩手県(2024.11.10)
結構目立つところにあり、その趣味の人には知られた廃車体でしたが、このページにはまだ掲載されていませんでした。
幹アキいーろく様によると、車番は537-6021で、国鉄時代に廃車になっているとのこと。
前中折り戸の標準的外観の路線バスです。
廃車体
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撮影:左党89号様(遠野市 2007.1.14)
JRバス東北 日野RE101(1979年式)
前中折り戸の日野車。車番は527-9010です。
側面窓のサッシ形状から見て、上段も下降する窓のようです。
(撮影者によると、2010年頃に撤去)
廃車体
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撮影:海さん様(八幡平市 2005.10.1)
日本国有鉄道 日野RE101
2台仲良く並んでいる国鉄バスの廃車体。窓配置から見て同型車のようです。後ろの車両はヒサシが浅いのでRE101(或いはRC381)だと思われます。
廃車体(岩手22き277)
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撮影:左党89号様(久慈市 2004.7.3)
JRバス東北 日野K-RE101(1981年式)
東北地方ではごく一般的だった前中折り戸の日野車。車番は537-1020です。現役時代は久慈営業所所属だったそうです。
廃車体
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撮影:左党89号様(岩手県 2005.3.26)
日本国有鉄道 日野RL320(1977年式)
ゲートボール場の休憩小屋になっている中型車。車番は337-7004だそうです。久慈営業所に、これに近い番号の同型車がありましたが、いずれも他地区からの転入車だったと記憶しています。
(撤去済み)
廃車体
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撮影:長谷川竜様(岩手県 2013.6.8)
JRバス東北 日野P-RJ170BA(1988年式)
JR初期にまとめて大量導入された中型バスのうち、短尺で2型を名乗る本型式が10両ありましたが、そのうちの1両が畑の休憩所として活用されていました。2000年頃の廃車と思われますので、21世紀になってから畑デビューした貴重な車両です。
畦道ノスタルヂィ様により、車番が237-7407であることが判明しました。