“その頃”別の角度から

岩手県交通5(元岩手中央バス)

ここでは、1980年代に撮影した岩手県交通の頂き物写真を掲載します。
元岩手中央バスの車両をまとめてみます。

岩2く320
岩2く320

撮影:53様(盛岡バスセンター 1981.8)

岩手県交通 日野RB10(1965年式)
岩2く320

撮影:53様(盛岡バスセンター 1981.8)

岩手中央バスの初代ワンマンカー。車番はM65320、方向幕に「県営野球場」と出ていますが、盛岡バスセンター始発でのこの行き先には覚えがありません。この後、私が来る前に路線再編が行われたようです。

岩2く326
岩2く326

撮影:53様(盛岡バスセンター 1981.8)

岩手県交通 日野RB10(1966年式)

岩手中央バスの初代ワンマンカーが1981年にまだ現役で走っていました。金産ボディ。

岩2く337
岩2く337

撮影:53様(盛岡バスセンター 1982.1)

岩手県交通 日野RB10(1966年式)
岩2く337

撮影:53様(盛岡バスセンター 1982.1)

金産ボディの日野車です。岩手中央バスのワンマンカーは1966年式から中ドアが引き戸に変わっています。車番はM66337と読めます。Mは営業所名の盛岡を、66は年式、337は登録番号を示します。
方向幕には「保養センター」と出ているようですので、太田線です。

岩2く338
岩2く338

撮影:里の杜のメルファ7様(盛岡バスセンター 1982.11.7)

岩手県交通 日野RB10(1966年式)

元岩手中央バスのワンマン車で,金産車体のRB10です。
岩手中央バスの日野車には,帝国車体と金産車体がありました。また、1965年式のワンマン車は前中折戸,1966年以降は前中引き戸になりました。側面の方向幕がないのは岩手中央バスの特徴。

岩2く340
岩2く340

撮影:53様(盛岡バスセンター 1981.8.6)

岩手県交通 日野RB10(1966年式)
岩2く340

撮影:53様(盛岡バスセンター 1981.8.6)

岩手中央バスのワンマンカーの2年目の増備車両で、中ドアが引き戸になったタイプ。車番はM66340。この年式の車番からは、営業所を表すアルファベットがなくなっているものが多いのですが、この車両にはついています。
後ろ姿は、バスセンターの出口から出てゆくところ。背景に見える茶色いマンションが既に建っています。

岩手県交通 いすゞBR20(1966年式)
岩2く345

撮影:53様(矢巾営業所 1984.8.5)

廃車体(岩2く345)

北村製作所のボディが丸型からモデルチェンジする直前の過渡期のボディ。私もこの廃車体を撮影していますが,非常口側からなので,ドア側の写真は初めてです。
車番はM66345なので、盛岡営業所配属の1966年式で,登録番号は上記の通り岩2く345ということでしょう。
リアウインドウの上の「岩姫荘」の広告看板。当時の現役車両でもよく見られました。

岩2く365
岩2く365

撮影:53様(盛岡駅 1981.8)

岩手県交通 三菱MR510(1966年式)

こちらは呉羽ボディの三菱車。同じような時に納車になっていますが、これは9mサイズです。また、なぜかこのタイプだけ系統幕がついています。
青色のラインが輝いて見えますが、三菱エンブレムもないので、何らかの理由で塗り直されたのだと思います。

岩2く366
岩2く366

撮影:53様(盛岡駅 1982.1)

岩手県交通 三菱MR510(1966年式)
岩2く366

撮影:53様(盛岡駅 1982.1)

三菱の前中引き戸車。
方向幕は「水道橋」なので浅岸線。

岩2く369
岩2く369

撮影:53様(盛岡バスセンター 1982.1)

岩手県交通 三菱MR490(1966年式)

北村製作所製ボディを持つ三菱車。車番は66369です。営業所を示すアルファベットはなくなりました。
方向幕には「河南(営)−巣子車庫」と出ているようですので、当時の厨川線です。

岩22か1473
岩22か1473

撮影:53様(盛岡駅 1982.1)

岩手県交通 いすゞBR20(1966年式)
岩22か1473

撮影:53様(河南営業所付近 1982.1)

元岩手中央バスの北村ボディで、後面が丸型でありながら連続窓という過渡期の車両です。車番は66346(頭の記号はKか?)ですので、初度登録時は岩2く346だったと思われます。1980年に再登録をした理由は分かりません。
非常口側にはダイエーシティ青山のボディ広告がかかれています。「よい品をどんどん安く」という懐かしいフレーズが。思えばこの頃がダイエーの一番いい時代だったような気がします。

岩22か1475
岩22か1475

撮影:53様(盛岡バスセンター 1981.8.7)

岩手県交通 いすゞBR20(1966年式)
岩22か1475

撮影:53様(盛岡バスセンター 1981.8.7)

やはり中ドアが引き戸になったワンマンカー。1980年に再登録されていますが、車番の66352が残されていますので、岩2く352だったことが分かります。この時には同じような3両が連番で再登録されていますが、その理由は分かりません。
方向幕には「盛岡駅−附属中学校」と出ています。

岩手県交通 いすゞBR20(1966年式)
岩2く352

撮影:53様(都南車庫 1984.8.10)

廃車体(岩22か1475)

都南車庫の片隅にあった元岩手中央バスの廃車体。車番66352が残っていますので、元の登録番号は岩2く352だと思います。
前からの画像は私も撮影していますので、ここでは後姿をお見せします。川崎ボディのBAは後面の通気孔が角型になっている場合が多いのですが、これは丸型です。
「戸田久」の後面広告は私もよく見かけました。最初は何の会社かは知らないのに社名だけはインプットされていたものです。

ページ上部へ戻る
メニュー

80s岩手県のバス“その頃”