1970年代奥の細道
宮城交通17(譲受車・・・日野)
板橋不二男様から頂いた1970年代撮影の宮城交通の写真を掲載します。ここでは、宮城交通になってから譲受した車両の中で、日野車をまとめます。
宮22か215
撮影:板橋不二男様(白石営業所 1977)
宮城交通 日野RB10(1967年式)
金産ボディのRB10で前ドア車。登録は1972〜73年。
路線バスに使われています。
宮22か313
撮影:板橋不二男様(気仙沼総括営業所 1975.9)
宮城交通 日野RB10(1965年式)
宮城交通になってからの導入車ですが中ドアツーマン車。登録は1973年。
前照灯2灯で、横置きエンジン、屋根上ダクトが左側にありますので、日野RB10だとの推察です。正面にはメーカーエンブレムがなく、その位置には握り棒がついています。元は東武鉄道でしょうか。
宮22か440
撮影:板橋不二男様(白石営業所 1977)
宮城交通 日野RB10(1966年式)
1973〜74年に宮城ナンバーで登録されているツーマン車。仙南交通の自社発注車とよく似ていますが、再登録なのか譲受車なのかは不明。
宮22か556
撮影:板橋不二男様(南仙台営業所 1977.5.7)
宮城交通 日野RB10(1967年式)
撮影:板橋不二男様(南仙台営業所 1977.5.7)
1974年に宮城ナンバーで登録されている前ドア車。
正面窓には、下部の自動ワイパーに加え、上部に手動ワイパーもついています。
宮22か564
撮影:板橋不二男様(丸森営業所 1977)
宮城交通 日野RB10(1967年式)
帝国ボディの観光タイプ。丸みの大きい斜めのメトロ窓で、幅の狭い窓は左右ともに最後部にあります。
1974〜75年頃の登録ですので、譲受車。
宮22か565/宮22か571
撮影:板橋不二男様(白石営業所 1977)
宮城交通 日野RB10(1967年式)
撮影:板橋不二男様(白石営業所 1977)
日野の観光タイプ2台。前側の左が宮22か565で、右が宮22か571です。後ろ姿は左右が逆になります。
宮22か565のほうは、丸みの大きい斜めのメトロ窓を持つタイプ。上の宮22か564とは同型車。
宮22か571は普通のメトロ窓車ですが、側面と後面に方向幕がありますので、高速バスとして使われていた車両かも知れません。
宮22か572
撮影:板橋不二男様(白石営業所 1977)
宮城交通 日野RB10(1967年式)
上の写真の宮22か571と同型車と思われるメトロ窓車。側面に使われていない方向幕があります。車内は二人掛けのベンチシート。
宮22か637
撮影:板橋不二男様(北仙台営業所 1977.5.7)
宮城交通 日野RB10(1967年式)
金産ボディの中ドア引き戸のツーマン車で、窓はサッシという特徴的な仕様。側面最前部にはセイフティウィンドウもあります。
側面に「吉」のシールがありますので、吉岡営業所の所属車と思われます。
宮22か646
撮影:板橋不二男様(気仙沼総括営業所 1975.9)
宮城交通 日野RB10(1967年式)
撮影:板橋不二男様(気仙沼総括営業所 1975.9)
金産ボディの中ドア引き戸のツーマン車で、窓はサッシという特徴的な仕様。側面最前部にはセイフティウィンドウもあります。
宮城交通へは1975年に譲渡されてきています。
側面の方向幕は中ドア上に設置されていますが、宮城交通では使用されていません。後面方向幕の社名表示になっています。